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2010年04月11日 23:04更新

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亀田父、ライセンス返上で亀田ジム無期限活動自粛、選手協会預かり

 プロボクシングのWBCフライ級王座統一戦が3月に行われ、前王者、亀田興毅が敗れた直後判定を巡り、セコンドライセンス無期限停止中の父亀田史郎氏が試合役員らに暴言を吐いた問題で亀田ジムの五十嵐紀行会長は12日、東日本ボクシング協会(大橋秀行会長)に書面で「ジムの無期限活動自粛を申し入れ、所属選手は協会預かりの身分としてほしい」と提出し受理された。

 所属選手は協会預かりの身分となり、亀田興毅、亀田大毅、亀田和毅の3兄弟は、所属ジムがない状態でも試合は可能としている。ジムは無期限で興行の主催や練習場所の提供ができなくなった。

 同ジムへの厳重な処分を検討していた東日本協会は亀田ジムの五十嵐紀行会長が理事会に出席し、活動自粛を伝えた。大橋会長はジムの管理体制などを調べた上で「今後、調査委員会を作って検討したい」として、処分を先送りした。

 亀田ジムは日本ボクシングコミッション(JBC)にも、無期限停止中の史郎・元トレーナーのライセンスを「返上する」との書面を提出した。JBCは13日に倫理委員会で処分を決める方針。

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