【ボクシング】ＪＢＣは厳罰か　事務局長「処分に影響なし」

　この問題で１３日に倫理委員会を開くＪＢＣの安河内剛事務局長は、セコンドライセンス返上を申し出る史郎氏名義の文書を１２日に受け取ったと確認。「謝罪の一種ととらえているが、行為の悪質性を考えると影響は少ないと思う」と、厳しい処分が下されるとの見通しを示した。

　ライセンス返上は明確な規定がなく、ＪＢＣとしては受理せずライセンス取り消しの処分を決めることも可能だという。「他でも起こりうる問題で緊急性もあるため、１３日には間違いなく（ＪＢＣとしての）判断が出ると思う」とした。

　なお、史郎氏はこの日、世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）の懲罰委員会に出席するため、ＷＢＣ本部のあるメキシコ市へ出発した。