夏目文花『近親情姦』
さてはて、2期はあるんでしょうかねぇ?根本的な問題は解決しないままの最終話でしたので、話としては続けられるのは確かだと思うのです。期待したいですね。
さて本日は、夏目文花先生の初単行本『近親情姦』(エンジェル出版)のへたレビューです。あとがき漫画にデビューに至る経緯のお話があるんですが、ちょっと衝撃の内容をコミカルに描かれていて逞しい方だなぁと思いました。
それはともかく、巨乳&巨尻な淫猥バディヒロイン達とのハードなファックが楽しめる実用的な1冊となっています。
表紙絵の裸エプロン姿の妹ちゃんが兄貴にご奉仕なフルカラー掌編「妹エプロン」(4P)を除き、1話・作当りのページ数は20or24P(平均21P)と標準的なボリューム。漫画的な読み応えは軽めな一方で、エロの量的満足感は確固としてある構成になっています。
【ダーク&インモラルな近親モノに存在感】
タイトルに“近親”のフレーズがある通り、妹さんが兄との情事を彼女さんに見せつける上述の連作や、夫の居ぬ昼間に岳父に調教され若奥さんを描く短編「舐め嫁」など近親相姦モノが半数を占めます。
近親系作品以外では、若い男女のちょっと変わったラブストーリーを描く作品が多いものの、明瞭なコミカルさや恋の甘さが不足気味であるため、単行本全体のトーンは暗めになっています。よって、帯の訴求文にあるような、ツンデレガールとの甘々イチャイチャエッチに強く期待するのは避けるべきでしょう。
全体的に、エロへの導入をスムーズにする大味なシナリオ構成であることは否めず、個々の作品の流れに定番としての良さがある一方で、明暗双方の作品におけるインパクトに欠ける分、作風のバラつきが楽しさにつながらないのは残念なところ。
ただし、ヒロインのキャラクターを魅力的に見せ、その感情の動きを描出しようという意図は感じ取れ、堕ちモノ系にしてもご都合主義的な恋愛話にしても、話に一定の重さ付けが為されているのも確かです。
狂気の愛情にしても、若者らしい瑞々しい恋愛感情にしても、もっと丁寧にかつ読み手に伝わり易く描くことができるようになれば、両方の作風をより魅力的なものにできると信じております。
【柔らか巨乳&巨尻なキュート美少女ヒロインズ】
ヒロインについては、ミドル〜ハイティーンの女子高生さん達をメインとしつつ、そこに若奥さんや女子大生な彼女さんなど成人女性が少数加わる布陣。
お兄ちゃんラブな妹さん、元気なスポーツ少女、生意気だけど素顔は乙女なツンデレ美少女など、分かりやすいキャラ造形が多く、キャッチーでもある上にプレインな作劇にもよく適合しています。なお、処女率は高めで破瓜の印もちゃんと描かれております。
エンジェル系ならば三色網戸先生に近いタイプのコッテコテの萌え系アニメ絵柄であり、そこにツヤツヤムチムチな質感を強調する肌の表現が加わるため、ややアクは強い絵柄ですが、アグレッシブなエロ描写とのいい意味でのミスマッチ感は魅力的です。
初単行本としては絵柄のブレはかなり少ない方で表紙絵ともほぼ完全互換。ただし、作画の安定感は近作になるにつれて高まっている感があり、初期の作品に絵としての粗さが残ってはいますが、そこまで気にならないレベル内。
【エンジェル系らしいアグレッシブさが魅力の濡れ場】
ページ数の大半をエロに注いでいるといっても過言ではなく、分割構成も取らないため十分長尺の濡れ場が楽しめる作りになっています。
ハードコア路線の一択のエンジェル倶楽部作品らしく、ヒロインの淫猥バディを快楽を以て蹂躙する様を、勢いのあるエロ作画・エロ演出によって表現するため、質的な面でも強力な抜き物件。
エロ展開の序盤では、もちもち爆乳によるパイズリなどのエロ漫画的に一般的なプレイも多いものの、一人陰毛剃りとか、精子混濁ワインを器具を使って子宮内に注入とか、恥垢お掃除フェラなど変態チックな味付けを効かせたプレイも多めです。
ただ、どちらかと言うとピストン運動の激しさよりも、ヒロインのむちむちとした肢体を指や舌で味わう様にこそ煽情性がある印象もあり、特に柔らかく変形する乳房の表現には強く光るものがあります。
勢い重視で多少大雑把な感もありますが、エロシーンに関してはその辺りの粗さが猥雑さや勢いにつながっている感もあって単純に減点材料とは言えないでしょう。
良くも悪くもエンジェル倶楽部らしい作品群であり、この手の絵柄で抜き物件をお求めな諸兄にとっては優良な1冊になっています。
管理人は、貧乳妹&巨乳彼女同時食いな連作「小悪魔妹☆天使な彼女」と、馬鹿と純真紙一重なヒロインのムチムチバディがエロ的に美味しい短編「アブない水着」がフェイバリット。
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