ブログを読んでくれている皆さんへ
この記事は私の個人的な意見という事を。それと私は前しか向いてませんから
私の所にブログを始めてから様々な人から、治療法や薬や病院の問い合わせがあります。
私はその問いかけに対してかなりの時間をかけて考えました。
私の場合、余命宣告から始まったブログなので同じような病気や病気を抱えている家族や
友人が同じ病気なのでという内容です。
そして出した結果は一切治療法、薬、病院等を答えないと決めたのです。
私の場合は末期がんで緩和ケアを当初勧められていました。
でも、選択肢があったのです。治療には保険適用内、適用外、高額医療適用、適用外等。
この中でもランクがあります。このランクが、がん患者や重病を抱えている患者や家族にとって
とても苦しい選択肢でもあります。
個々経済的な問題や環境もあるので、選択肢があることが良い事なのかと自分で感じていた事もあったのです。自分の経済面が10段階の選択肢の中で3だったとしましょう。
そするとあと少しで4の治療が受けれるのに、受けさせられたのにと本人や家族は考えるでしょう。そうなると選択肢があるが為に、選択肢を見せられたが為に10を選べなかった時の
何とも言えない例えようのない感情が湧き出てきます。
そういう考え方を頭でまとめたので一切その主旨のお話しはしないようにしていました。
プチメが来るたびに、申し訳ありませんがお答えできませんとお断りをしていました。
そして中には治療途中にお亡くなりになった方もいらっしゃいます。
そうするとお前が教えないから死んだんだとかお怒りのメッセージも多々ありました。
でも闘病しているできる範囲での選択をご本人や家族が納得してされ、余計な事を
考えずに範囲内で精一杯がんばる!と思っている方が、前を向けるんじゃないかと。
ですから、一般家庭でこの治療を継続していくには経済面の破綻がきたす可能性も。
この医療の矛盾、お金があれば命はつなげていける可能性はあるのに
国はそれを助けてはくれないのが現実でもあります。
そして何回も何回も自分だけ助かればいいのか、人殺し、鬼というメッセージ。
私は自分で決めた事なので苦にもなりませんが、あまりにもひつこい方には
お教えしてもいいですが、大事な事なのでお会いしてならお話しをしますので
いらっしゃって下さいと答えます。
そうするとメッセージが止まります。
今回亡くなった方の複数のお知り合いの方からも、困っている人がいるから
教えて欲しいと、彼女が生きてらっしゃる時にメッセージを頂きました。
私はそれまでにメッセージをくれた方に対してお答えした同じ事を返信しました。
そして旅立った後に、やはり同じような内容のメッセージ。
私は後悔はしていません。
例えば彼女が東京で治療を受けるとしたら、ご家族は?住まいは?諸々の問題が
山のように出てくるんじゃないかと考えたのです。
地元ではなく東京に行けばとも彼女の家族や本人や友人も考えていたはずです。
でもその選択肢を選ばなかったのは家族や友人や本人が決めた事だと思うんです。
私は無責任に希望だけを与えてたり上辺だけの言葉を羅列して、後は何もできませんと言うのは嫌なんです。
自分自身がそうして欲しくないからです。
自分に時間や気持ちに余裕があるのであれば自分の出来る範囲でさせていただいたと思います。
でも今の私では自分の事だけで精一杯なので無理なんです。
その方の知り合いと名乗る方、本当にご本人の心の葛藤や気持ちを考えていますか?
ご本人は辛く、恐怖、と強く闘ったんじゃないでしょうか?
治療と緩和ケアという選択肢。この緩和ケアを受け入れるという事の
苦しみは、それを突きつけられた本人にしかわからない感情です。
それを選ぶ答えを出すまでの本人や家族の苦しみは想像を絶する時間です。
何故言い切れるのか?それは私が去年の年末に治療と言う選択肢は断念した方がいいと
言われたからです。でも私は緩和ケアだけで過ごす時間は余りにも辛すぎると
医師に対して訴えたからです。治療と言う言葉が唯一精神に対しての安心。
それで医師に対して諦められないと訴え続けました。
医師は治療をしたとしても結果は変わらないかもと言いました。
でも私には治療と言う言葉が救いだったから。
緩和ケアを受け入れ日々諦めないで過ごす時間は強い心と諦めないという気持ちが無くては
無理なんです。だから私に対してメッセージを送るのはご自由にどうぞ。
でも緩和ケアで最後まで諦めないで闘った人に対しての敬意は忘れないで下さい。
このお金の絡んだ選択肢を見せられなければ現状で精一杯頑張ろうとするでしょう。
でも選択肢に伴ってお金が発生する。
こんなに辛い選択肢なんか見たくないです、私自信も。
なのでこれからも私は、治療内容や薬や病院に関しての質問には勝手ではありますが
お答えはできませんので、よろしくお願いします。
最近、命に対しての記事が多いですが、あえてこの記事を掲載したことをお察しください。
カバコ
前向きに人生行こうよ!!
前を向くのも後ろを向くのも自分次第だよねー
1 ■姉さんへ
姉さんにプチメが来てたの?
うちは、姉さんは姉さんと思ってる。
皆、誰もが置かれている環境、様々な背景がある事を何で解らないのか、悔しくて仕方ない!
姉さんは姉さんの事だけを考えて欲しい。うちにとって、姉さんは大事やから。