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大人気“廃虚”の旅
(NO.2874)
打ち捨てられた炭鉱跡、巨大な製鉄所、役目を終えた水力発電所など、いわゆる「廃虚」が今、新たな観光地として、若者を中心にブームとなっている。中でも、去年4月に一般公開された長崎市にある端島(はしま)・通称「軍艦島」は、1年間に7万人が訪れ、15億円の経済効果が上がっている。しかし一方、歴史がさほど古くないものは文化財としての評価が難しく、保存は容易ではない。朽ち果て安全性に問題を抱えるものも多い。欧米では、「近い歴史を学ぶことは未来を生きるヒントを得ることだ」と考えられており、「廃虚」を公害など負の遺産も含めて残し、教育や地域の活性化に利用している。番組では、今、脚光をあびる「廃虚」が語りかけるメッセージと、その利用の課題を探る。
清水 慶一さん(国立科学博物館 参事)
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ドラッカー - 2010年 3月 9日(火)放送“3月9日”
卒業ソングに託す思い - 2010年 3月 8日(月)放送夢は必ず実現する ~キャメロン監督が語る~
美容医療 ブームの裏で何が
(NO.2875)
「しわ取り30万円」「二重まぶた手術60万円」など、もっと美しくなりたいという女性たちの願いを叶える美容医療業界が拡大を続けている。「プチ整形」や「アンチエイジング」と称して気軽に施術を受けるユーザーが増え続けているのだ。医師にとっても美容医療は値段を自由に設定できる利点があるため、他の診療科からの参入が相次いでいる。経営強化を目的に美容外科を開設する自治体病院も登場した。しかし一方で、医師免許さえあれば、専門の資格は必要ないため、十分な教育を受けていない医師によるトラブルも増加。小顔にする手術を受けた結果、歯と歯茎を失い流動食しか食べられなくなるなど、深刻な被害も出ている。こうした中、長期間の教育で美容外科の専門医を育てる取り組みも始まった。小児科や産科で依然厳しい医師不足が続く一方で活況ぶりが目立つ美容医療業界。その実態に迫り、医療としての美容のあり方を考える。
大竹 奉一さん(医療ジャーナリスト)
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- 2010年 3月18日(木)放送買わない消費者 急増中!?
- 2010年 3月17日(水)放送よみがえる“経営の神様”
ドラッカー - 2010年 3月15日(月)放送虐待死 どう救う子どもの命
- 2010年 3月11日(木)放送過払い金が狙われる ~相次ぐ弁護士トラブル~