日本初「生きた化石」、新種の貝を発見「生きた化石」と呼ばれる分類群に属する貝の新種を、三重大生物資源学部の木村昭一研究員らのグループが、三重県志摩市の大王崎の南約40キロ沖で発見した。10日から名古屋大で始まる日本貝類学会で発表する。 この貝は全長3・15ミリで、貝殻は1枚。半透明で目と触角がなく、エラが左右対称に配置されている。 木村研究員が昨年10月、三重大の練習船「勢水丸」から、底引き網で深さ約800メートルの海底生物を採取したところ、岩にくっついているのを見つけた。東京大海洋研究所の狩野泰則准教授が分析した結果、貝類の分類群のうち日本で見つかっていなかった「単板綱」に属する新種と判明、「セイスイガイ」と名付けた。 単板綱に属する貝は、3億7500万年前に絶滅したと考えられていたが、1950年代にメキシコ西岸で見つかって以来、世界で約30種類が確認されていた。木村研究員は「貝の進化の系統をさかのぼる上で貴重な資料になる」としている。 (2010年4月10日07時20分 読売新聞)
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