【コラム】　送迎バイトに必要なのは免許と車と安全運転！

免許も車も持っているけど、肝心の彼女がいない。しかも近ごろの不景気で残業が減った結果、お給料が下がりがち。これでは車の維持もままならない。そんな持てあました「車」と「時間」をうまく活用するバイトはないものか。

そんな方は、例えば、深夜のキャバクラ嬢の送迎バイトとかどうなんでしょう？　夜のお仕事情報誌なんかによく掲載されてるやつです。

そんなわけで、昼間はOA機器の営業マンをしながら、夜は池袋の某キャバクラで送迎の運転手をしている小野沢覚さん（29歳）にお話をうかがいました。

「確かに車さえあれば誰でもできるバイトだし、ぼくの場合だとガソリン代込みでひと晩6500円、週に2回ほどやれば月で5万6000円にもなるので、けっこういい稼ぎになってますね。ただ、遅い時だと終わりが明け方になっちゃったりもするので、夜に弱い人は向いてませんよ」

ほうほう、けっこう稼げますね。でも小野沢さんのバイト代は池袋価格であって、郊外ともなると5000円以下というのもザラだとか。

ではバイトの流れはどんな感じなのでしょうか？

「いつも仕事が始まるのは深夜1時半くらいからですね。なので、バイトがある日は仕事から帰ってくると仮眠しておきます。池袋のキャバクラの営業時間は法律で1時までと決まっているので、2時頃に女の子たち1〜3人を同じ方面に向かって送ります。池袋なので、練馬や所沢方面が多いですね」

だとすると往復で長くても2時間くらい、遅くとも4時にはお仕事終了すると？

「ただ、送る人が多い時はお店に戻らなくちゃいけないんですよ。一番忙しい時期で3往復にもなります。距離が延びた日はその分バイト代を多くもらってますけど、完全に朝ですよね（笑）」

そりゃ大変だ。ちなみに眠気以外で大変なことって何でしょう？

「女の子がみんな酔ってるので、車内に吐かれたり、人によってはからんできたりすることですね。でも基本的に美人な子と仲良くなれるし──お店の女の子に手を出すのは絶対に御法度なんですけど──このバイトで彼女ができたヤツもいますし、送っている最中にいい思いをしたなんて話もチラホラ聞きますよ」

おお！　ヨコシマな気持ちで始めると怖いお兄さんが出てきて大変な目に遭いそうですが、ほら、少なくともバイトしながら美女とお友達になれるわけだし、ともかく眠気さえクリアすれば、モテないくんこそやってみるべきかも？
（R25編集部）

第5回 深夜のキャバクラ嬢の送迎 はコチラ

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25.jpから一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25.jpでは図・表・写真付きのコラムを掲載しております

■「経済」に関する過去のイチオシ記事
・実はけっこうバラバラだった! 会社の決算期はどう決まる?(2010.04.01)
・第一生命の“株式会社化”で景気が上向く!ってホント?(2010.04.01)
・出荷作業は毎晩!?　せどりはネット店舗経営のごとし(2010.03.26)

R25.jpの記事をもっと見たい方はコチラ。