映画「苦い蜜」の舞台あいさつを行った(左から)亀田幸則監督、田中健、金子昇、高橋ひとみ、森本タロー、住吉晃典=東京・千代田区のヒューマントラストシネマ有楽町
俳優の金子昇が10日、都内で主演映画「苦い蜜〜消えたレコード〜」の公開舞台あいさつを行った。ビートルズの幻の貴重盤の盗難事件をめぐる密室ミステリーで、金子は探偵役を熱演。「僕なりの探偵像をつくっていきました」と語ったが、自身の身内はほかの“探偵”に夢中だそうで「嫁は僕よりも『シャーロックホームズ』のジュード・ロウがいいって言ってるし、子どもはコナンが好きで…。でも、大人が楽しめる映画になっていますので」と少し寂しげに、アピールしていた。