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近藤真彦、21年ぶり全国ツアースタート

 歌手・近藤真彦(45)のデビュー30周年を記念した21年ぶりの全国ツアー「あの街この街マッチとデート 思い出ツアー」が10日、岐阜県多治見市の多治見市文化会館でスタートした。「原点に戻る」「ファンと触れ合う」という意味で、全国30カ所を巡るツアーの会場はすべて当時と同様、1500人規模。マッチは「同窓会みたい!」と感激し、ファンへの感謝の思いを伝えたいと、終演後には芸能生活で初めてのサイン会を開催した。

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 「気持ちだよ!ファンの人の喜ぶ顔が見られてうれしかった!」‐。マッチ自らの発案で、ツアー初日に予定になかったサイン会が始まった。

 終演後の“サプライズサイン会”は、会場でCDを購入したファン600人限定で、マッチはジャケット一枚一枚にサインした。「よりファンに近づきたかった。原点でしたね。今までやったことないけど、ファンの人に耳元で『30年おめでとう』って言われて、オレも30年やってきたんだな、って」と触れ合いに感激。もちろんファンも「昔と変わってない。カッコイイ」「会えてよかった」と大喜びし、中には親子2世代ファンもいた。

 多治見では1982年4月25日以来、28年ぶりのコンサート。マッチは「楽屋に来て、『ここに来たことあったな』って思い出した」と感慨深げだ。会場にはそろいの“親衛隊ハッピ”のファンも。マッチが「前、ここでやったとき来てた人!」と呼びかけると、約1500人のうち300人ほどのファンが「はーい!」と挙手した。マッチは「ここでみんなにパワーをもらって全国行きますから!」と気合を入れた。新曲「心 ざんばら」のほかシングルB面の「日替わり曲」など27曲を熱唱した。

 ツアーは7月19日の鹿児島までが第1弾。第2弾で、かつて恒例の正月公演を行っていた東京・中野サンプラザでの10月12日からの公演も決定。年内で全国30カ所を回る。

 ツアーのために断酒し、トレーニングを積んだ。マッチは「自分が満足できるレベルにするために努力してきた」と話し、各地でのファンとの再会に胸をふくらませている。






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