笑顔でたすきを直す前田敦子=東京・赤坂(撮影・西岡 正)
AKB48の前田敦子(18)が10日、東京・赤坂署の一日警察署長として赤坂周辺をオープンカーでパレード。「春の全国交通安全運動」の一環として行われたイベントに、ファン1000人が押しかけ、周辺は皮肉な大パニックとなった。
パレードが始まると前田の車にファンが殺到。周囲を数十人が取り囲み、警官の「歩道に上がって!!」という怒号と注意を呼びかける笛の音が飛び交った。人込みにもまれて「怖い〜」と泣きだす女子学生も。前田は笑顔を振りまき「テレビで前田敦子を見たら、交通安全を思い出してください」と呼び掛けたが、交通事故が起きてもおかしくない状態に陥った。
前田はその後、更新したブログで「あんなにたくさんの方が会いに来てくれるとは…。びっくりうれしかったです」と驚きをつづっていた。