鳩山総理大臣は東京都内で記者団に対し、小中学校の耐震化を急ぐため、緊急の景気対策などに使う今年度予算の予備費も活用したいという考えを示しました。
この中で鳩山総理大臣は、小中学校の耐震化について、「超党派で頑張らないといけない話だと思っている。学校が廃校になったあとも、文化・芸術や地域の拠点として大いに利用できるような施設にしていくことも重要だ」と述べました。そのうえで、小中学校の耐震化に緊急の景気対策などに使われる予備費を活用することについて、「超党派でそういう動きが出ていると思う。民主党からも、学校の耐震化工事は夏休みでなければ難しいという要望を受けており、いろいろと知恵を絞らなければいけない。学校の耐震化を急ぐために、予備費を使用することも念頭においてやらなければいけない」と述べ、耐震化を急ぐため、緊急の景気対策などに使う今年度予算の予備費も活用したいという考えを示しました。