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アニキ“ビデオ判定”で長嶋さん超え!

<神・ヤ>ビデオ判定の結果、ホームランとなり、金本は思わず両手をあげて喜びのポーズ
<神・ヤ>ビデオ判定の結果、ホームランとなり、金本は思わず両手をあげて喜びのポーズ
Photo By スポニチ

 【阪神7―3ヤクルト】6日の巨人戦で並んだ長嶋茂雄氏を抜き去る阪神・金本の通算445号はベースを1周するまでに数分間の時間がかかった。

 「監督が抗議してくれて覆ったのでよかった。ヤクルトの選手の雰囲気がホームランだったので、早くビデオを見てくれないかな、と思ってました」

 初回2死二塁。村中の145キロを振り抜いた打球は左翼ポールを直撃したが、判定はフェンスに跳ね返っての二塁打だった。しかし審判団が協議して甲子園初のビデオ判定を採用。その結果、「ビデオを見たらポールに当たっていた」(真鍋三塁塁審)と本塁打と認められ、金本は二塁から苦笑いを浮かべて生還した。思わぬ形で記録された3号2ランに「超えたのはホームランだけ。長嶋さんはそれ以外は追いつけるような人ではない。ホームランだけでも超えたのはうれしい」と喜びもひとしおだった。

 先月中旬に右肩痛を悪化させた。症状がひどい時には服を着替えるのもひと苦労で、右手で持つはしの上げ下げにも気を使うほどだった。懸命な治療で徐々に回復しているが、開幕以降、4番の仕事を完全には果たせていなかった。それだけに「やっと集中力というか速いボールに対処できるようになってきたんで、どんどん調子を上げていきたい」。7回2死満塁でも右前打を放ち4打点と役目を果たした。

 チームは3カードぶりの勝ち越しで5割に復帰。「今年は打って投手を助けるのがチーム方針なんで、打ちまくりたい」。ミスター超えを果たした42歳の鉄人の言葉は力強かった。

 <本塁打への変更は2例目>今季から導入された本塁打のビデオ判定で「インプレー→本塁打」への変更は、3月27日の巨人―ヤクルト2回戦(東京ドーム)のガイエル(ヤ)に続く公式戦2例目。また、金本はこの本塁打で通算445号となり、同数で並んでいた長嶋茂雄氏(巨)を抜いて歴代単独13位となった。 試合結果

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