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【春高バレー注目校】5年ぶりV奪還だ!共栄学園

2010.3.20 09:14
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【春高バレー注目校】5年ぶりV奪還だ!共栄学園
5年ぶりの優勝を狙う共栄学園の堀川主将。ライトを務めるかたわら、セッターも兼任する(撮影・山田俊介)【フォト】

 “世界NO・1アタッカー”が、5年ぶりのV奪還に挑む。共栄学園の堀川真理主将(2年)は「目の前の1戦に集中して、自分たちのバレーをしたい。常に全力を出す」と活躍を誓った。

 父がカナダ人のハーフ。中学時代から中学選抜など代表に選ばれ、国際大会の経験も豊富だ。左手から放たれるスパイクには威力があり、1年時からライトに定着。16カ国が参加した昨年7月の世界ユース選手権(タイ)では、ベストスパイカー賞に輝いた。さらに、どこからでも攻撃できる共栄学園独自の“マジカルコンビバレー”を目指し、3セッターを採用する太田豊彦監督(52)の指導でセッターも兼任。主将も務めるマルチプレーヤーは、名実ともにチームの柱だ。

 大和南(神奈川)の“あずあず”こと二見梓主将(2年)とは、大の仲良し。中3時に韓国に遠征した中学選抜が出会いで、どちらも主将、エースと似た境遇から「よく電話で相談します」という間柄だ。両校が勝ち進めば3回戦で公式戦初対戦となるが、「絶対に負けたくない」と2人は声をそろえる。

 チームは元全日本代表の益子直美さん(43)らを輩出し、過去2度の優勝を誇る名門。同じユース代表で1メートル78の長身センター・森谷史佳(2年)ら選手の層も厚い。「応援してくれる人のためにも絶対に勝ちたい」と堀川。“最後の春高”で栄冠を勝ち取る。



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