苫小牧市のSNS運営準備開始します。
かねてより構想自体はあったのですが、苫小牧市のSNS運営を本格化します。
昨日、運営スタッフと協議を行い、サイト名等も決まりました。
SNSはOPEN PNE3を使う予定です。http://www.openpne.jp
これまでも幾つかの苫小牧SNSがありましたが、どれも数カ月~数年で閉鎖に追い込まれたようで、改めて苫小牧市のWEBに対する温度の低さを感じました。もちろん、こういうケースは運営側の問題が多くを占めるもので、SNSというある意味「放置型」のアプリケーションを使い切れて無かったのではないか?と思います。
技術的な問題ではなく、所謂「ネタ不足」だったのではないか、と。
私が目指すものは、地域特化型をもっと打ち出した、WEBとリアルの融合です。例えば運営主催のイベント。これを地元へ利益を還元する形で企画する。ボーリング大会であったりカラオケ大会であったり、宴会など、地元にお金を落とす形です。ボランティアではありませんので、何らかの形でこれらの還元したものを回収する事も視野に入れなくてはなりません。
ただ、単に広告を募集するだけの受身の運営では「所詮ローカルサイト」の域は出ません。沢山のローカルサイトが意欲的に活動しても利用者が増えないのは「ありきたり」だからでは無いでしょうか。飲食店検索サイトを作っても「単なるリンク集」の域を出ず、そこから先への伸びしろが無いコンテンツでは、飽きられて然りです。
SNSというコミュニケーションシステムと、そこに利用者も広告主も価値を見出すコンテンツプランニングをしっかりと打ち出し、ビジネスモデルとして成功させる事が必要だと考えています。もちろん、この企画にはポータルサイトの運営も含まれます。例えば飲食店マップの作成。ただ、これだけでは何処にでもあるコンテンツです。そこから一歩抜け出す為に、掲載飲食店には携帯メールで簡単に最新情報を更新出来るシステムを提供し、それらを全てRSSで吐き出す。
RSSにしてしまえば、ポータル上でもSNS上でも簡単に表示可能で、多くの人の目に止まりますよね。こういったそれほど難しくない技術的なものを効果的にSNSへ取り入れていく事で価値を見出して貰い、それに対して「価値のある広告費」を頂く。Googleやyahoo、飲食店系で言えばぐるなびさんですか、それらと同じ土俵で勝負しても勝てる訳が無いです。
まぁこういった差別化がとても難しく、思うように進まないのも事実です。ただ、先ずは行動に移してみようと。正直、苫小牧市は冷え切っています。熱が無く意欲が感じられない街だと常々思っていました。どこか諦めたような、そんな重たい空気が漂う街です。ですが、そんな街だからこそ一石を投じたい。そんな街だからこそ、攻撃的に熱を持って挑戦したいと思っています。
新年度を迎えスタジオキイは、攻撃的に色々な事へ挑戦していこうと考えています。
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