姫路海上保安部(兵庫県姫路市)は15日までに、姫路市沖で無許可でナマコ漁をしたとして、漁業法違反などの疑いで岡山県倉敷市下津井、漁業浦川正義容疑者(49)と長男の義充容疑者(28)ら3人を逮捕、送検した。
姫路海保によると、1月26日夜に密漁を発見。時速70キロ台の高速で逃走する漁船を約6時間追跡して現行犯逮捕した。その後の調べで過去3年間でナマコ、カワハギなど計約52トン(水揚げ価格約3170万円)を密漁していた疑いがあることも判明したため、裏付けを急いでいる。
もう1人は倉敷市下津井吹上、漁業西川尚作容疑者(24)。
送検容疑は1月26日夜、姫路市沖で潜水してナマコ約340キロ(約34万円相当)を密漁した疑い。