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【経済】

新車の5割 次世代型に 経産省2020年目標

2010年4月11日 朝刊

 ハイブリッド車や電気自動車など二酸化炭素(CO2)の排出量を減らした「次世代自動車」の普及に向けた経済産業省の戦略案が十日、分かった。二〇二〇年に国内乗用車の新車販売台数に占める次世代車の割合を現在の10%未満から最大50%まで引き上げることが柱。目標実現には、政府による購入補助や税制面での政策支援が求められるとした。

 環境負荷が小さい車の普及を急ぎ、地球温暖化対策につなげる。自動車産業の国際競争力の向上も狙う。

 戦略案は車種別の新車販売台数に占める目標も設定。二〇年のハイブリッド車の割合を20〜30%に、電気自動車と家庭用の電源などで充電できるプラグインハイブリッド車の割合を合計で15〜20%にする目標を掲げた。

 

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