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城北に2―0
投手戦制して2回戦へ
「第 回記念選抜高校野球大会」(阪神甲子園球場)が 日開幕。世紀枠で初出場の安房は、第3試合で城北(熊本)と対戦した。安房のエース・佐野、城北のエース・村方の息詰まる投げ合いとなり、まれに見る投手戦に。安房は九回2死から鈴木、鹿嶋、佐藤の3連打で2点を挙げ、0―0の均衡を破り、2―0で逃げ切った。「常に全力」で臨んだ初陣で、見事な勝利を飾った安房は、大会6日目第3試合で宇治山田商(三重)と対戦する。
【4面に詳細記事】
【戦評】
安房、城北とも初回は三者凡退で、投手戦の滑り出し。両チームとも走者を出すものの、決定打が出ず、両エースの力投が続いた。
城北・村方は安房打線を 奪三振に抑える好投ぶり。対する安房・佐野も走者を出すものの、要所を抑えて、両チームとも0行進が続いた。
流れが変わったのは八回裏。城北の攻撃2死一、三塁で、三邪飛を安房・佐藤がカメラ席に飛び込んで捕球を試みるガッツあふれるプレー。
この回を無失点に抑えた安房は、九回2死からの3連打で一挙2点を奪い、投手戦にピリオドを打った。
【写真説明】開会式で胸を張って堂々の行進をする安房高選手ら=22日午前、阪神甲子園球場
安 房
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城 北
(安)佐野―鹿嶋 (城)村方―古庄
三塁打(安)鹿嶋