外れるのは５人…“カズの悲劇”再び！？

　日本代表の“Ｗ杯メンバー”が２８人選ばれるプランが浮上した。

　５月１０日が有力なメンバー発表で、岡田武史監督（５３）は２３人の登録選手と４、５人のバックアップ枠を分けて同時に発表する意向を示している。だが、それを聞いたＪリーグの各クラブからは「最初から２３人と５人を分けたら（バックアップ選手の）モチベーションが保てない」という意見が噴出。まず２８人を発表し、Ｗ杯開幕１０日前の６月１日が期限の２３人登録時にバックアップ枠を決める“２段階メンバー発表”案を検討することになった。

　日本協会の原博実強化担当・技術委員長（５１）は「現時点で岡田監督は２３人＋５人という形で発表する可能性が高い」と話したものの、「選択肢として（２８人発表も）残しておくということ。最後は現場の判断になるから監督しか分からない」と説明した。

　“２段階発表”の場合は２３人から外れる５人を後日選ぶことになり、９８年Ｗ杯フランス大会直前に三浦知良（現横浜ＦＣ）らが外れた悲劇が繰り返されることになる。

[ 2010年04月11日 ]