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大阪市長「あらゆる知が集まる街に」 北ヤード着工パーティー
JR大阪駅北側の再開発事業「梅田北ヤード」(約24ヘクタール)の東側に位置する先行開発区域(約7ヘクタール)の着工披露パーティーが9日、大阪市北区のホテルで開かれ、大阪市の平松邦夫市長が「大阪をあらゆるものが集まる知力のある街として発信していきたい」とあいさつし、“大阪最後の一等地”の街づくりが地盤沈下の続く関西の活性化の起爆剤にすることに期待を寄せた。
開発主体の企業連合12社が主催したパーティーには、平松市長のほか、関西経済連合会の下妻博会長、関西経済同友会の中野健二郎代表幹事ら約300人が出席。また、開発主体を代表してオリックスの宮内義彦会長が「関西の知の融合を目指す」と意気込みを語った。
先行開発区域には33〜48階建て高層ビル4棟を建設し、オフィスや商業施設、高級ホテルなどが入居する。産官学の約40事業者が研究開発拠点などに活用する「ナレッジ・キャピタル」(知的創造拠点)を中核施設として、最先端の技術を駆使した商品やサービスのショールームなどを設置して研究者や企業、市民らの交流を促進させ、新たなビジネスや商品の創出を目指す。