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渡辺久江が復帰から全戦ＫＯ宣言

: 会見で欠場あいさつをするＲＥＮＡ（左）と復帰する渡辺久江

　カリスマとして女子格闘技界を牽引し、０８年に引退した“格闘ジャンヌダルク”渡辺久江（２９＝池袋ＢＬＵＥ　ＤＯＧ　ＧＹＭ）が初参戦となるシュートボクシング（ＳＢ）で格闘技界に復帰する。当初は１１日の後楽園ホール大会でＧｉｒｌｓ　Ｓ－ＣＵＰ初代王者ＲＥＮＡ（１８＝及川道場）との対戦が発表されていたが、ＲＥＮＡが練習中に左手人差し指を亀裂骨折したため欠場。大会直前に対戦相手が西日本グローブ空手女子王者の井川恵に変更された。渡辺は「試合を受けてくれた井川選手には感謝をするけど、復帰戦からは全戦ＫＯ勝利するつもり」と強気な発言。流れたＲＥＮＡ戦に対しては「今、一番おいしい相手。（ＲＥＮＡに）過去の人扱いされたけど、私はＳＢという新しい挑戦で自分を輝かせていこうとしてる。（今回の対戦は流れたが）復帰後すぐではなく、言い訳できないくらい最高の状態でぶっ倒せたらいい」と語り、シーザー武志会長に「（井川を）早い時間でＫＯしたら６月大会でＲＥＮＡ戦を」と直訴した。ＲＥＮＡは「今は謝ることしかできない。でも、絶対に実現したいので待っていて下さい」と渡辺戦実現を約束した。

　［2010年4月10日22時25分］