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同期の誰よりも早く署長に…宮川花子“大出世”

大阪府警城東署の一日署長に任命され、署員時代の思い出を漫談で披露する宮川花子
大阪府警城東署の一日署長に任命され、署員時代の思い出を漫談で披露する宮川花子
Photo By 共同

 春の全国交通安全運動の一環で、漫才師の宮川花子(54)が9日、大阪府警城東署で1日署長を務めた。高校卒業後に府警に採用され、73年に約半年間、交通巡視員として同署に勤務した経験があり、37年ぶりの“大出世”に「同期の誰よりも早く署長になりました」と笑いを誘った。

 花子は漫才のチャンバラトリオに弟子入り。その後、巡業先で知り合った夫の宮川大助(59)と結婚後、一度は芸能界を引退したが79年に夫婦漫才「宮川大助・花子」として再デビューを果たし現在に至る。一方で、業界入り前の肩書が「婦人警官」だったことは有名で、自ら漫才に盛り込むなど公言してきた。

 高校卒業後に府警に採用され、城東署では交通違反取り締まりを担当していた。今回は同署から「経験を生かし、お年寄りに交通安全のコツを説いて」と春の全国交通安全運動(6〜15日)の一環で、城東区内の高齢者交通安全大会への参加を打診され「青春を過ごした地に恩返ししたい」として快諾していた。

 この日は当初予定の30分を上回る1時間にわたって紺色の制服姿で「レッカー車で駐車の車を移動させたら、捜査車両やった」と、実話かどうか不明な署員時代の思い出話も織り交ぜながら歌や漫談を披露。会場に集まったお年寄り約300人を大いに楽しませた。

 また、大助が07年に脳出血で倒れた話も交えながら「病気はいつかかかるが、交通事故は防ごうと思えば防げる。ルールを守りましょう」「みなさん長生きされているのに交通事故で亡くなったらもったいない。交通安全を心掛けましょう」と呼び掛けた。同署も「会場も大いに盛り上がったし、当初の目的も達成できた。(呼んで)大成功でした」と“OG”の凱旋に感謝していた。

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2010年04月10日 ]

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