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議員レポート
行政視察報告(富山市)
御津町議会議員   倉橋英樹   
目的地 富山県富山市
日 付 2007 / 07 / 11 (Wed)

内容
 御津町議会、総務文教委員の視察として富山県富山市の市役所及び、LRT、博物館に行ってきました。

 富山市は2005年4月1日、富山市、大沢野町、大山町、八尾町、婦中町、山田村、細入村の7市町村による新設(対等)合併によって誕生した市です。
 編入合併される見込みの御津町としては、実情を勉強するには残念ながら的確ではない面は否めません。

 この富山市、一番大きな旧富山市が周辺自治体の問題を自らの問題として、目的意識・協同意識をもって合併に望んだ為、比較的住民の反感は少なかったようである。婦中町のみ、住民投票で反対多数となるも、合併に至っている。
 とはいえ、財政が好転したようではなく、また旧役場であった支所の機能不全なども2年〜3年はあったようだ。
 逆を言えば、中心となる市が周辺自治体に気を配り、上手くやれば混乱は3年で収まるということでもある。

 地域審議会については、これといった権限もなく、周辺自治体から解散しても良いという意見も出始めているという。
 地域審議会が、なんの権限も持たされなければ、無用の長物となる事が分かった。
 わが町では、法的根拠すらない地域”協議会”という案である。議会発言権なり、一定の予算権限を頂かなければ無用であろう。協議委員の小遣い稼ぎとなるだけなら、役に立たないどころか有害ですらあろう。

 そのほかに気付いた事は、市役所のデザインが良く、また一回の吹き抜け部分は市民のイベントで開放する事もあるとか。HPのQ&Aページといい、市民とともに街を創っていくという姿勢を感じた。
 道路(交差点)では白い石?が散りばめられた箇所があり、なかなか綺麗で目をひきました。おそらく、模様が替わることで運転者に注意を喚起する役割があるのではないかと推測する。交差点一つで、旅行者に記憶してもらう工夫としても評価できるのではないか。


 LRT及び博物館については、わが町の施策に反映できるモノではないため、知識の肥やしとさせて頂くにとどまる。

 視察費用は移動費と宿泊費で約三万五千円(昼食や夕食は自腹)。
 私個人として、元を取れる分の勉強にはなったが、町民の皆様への還元が出来るかという意味では費用対効果に疑問もあろうかと思う。ご批判は、真摯に受け止めねばならないだろう。
 わが町の視察経費上限は5万円ですが、市になると10万円以上の所も有る。
 このあたりの費用(税金)に対する効果も今後、問われてくるべきものかもしれないですね。