竜仁市長、人事をめぐる汚職で懲役3年求刑

 水原地検特捜部(宋三鉉〈ソン・サムヒョン〉部長)は9日、人事をめぐる汚職事件に関与したとして在宅起訴された、京畿道竜仁市の徐挺碩(ソ・ジョンソク)市長に対し、懲役3年を求刑した。

 徐市長は2008年1月から昨年7月にかけ、元行政課長のA被告(53)や、元人事係長のB被告(48)らに対し、6級職員(日本の主査に相当)4人の勤務評定ランキングを変更するよう指示し、改ざんされた勤務評定を人事評定委員会で認定させたとして、今年1月12日に在宅起訴された。

 一方、検察はA被告に懲役3年、B被告には同1年を求刑した。両被告は同じ期間に計8回、6-7級(地方公務員中級職)職員数十人の勤務評定を改ざんし、偽造した局長・課長の印鑑32個を捺印したとして起訴された。両被告はまた、同市の人事をめぐる汚職に関し、監査院による監査が行われていた最中に自殺した部下の7級職員Cさん(当時31歳)に、印鑑の偽造を命じた疑いも持たれている。

水原=梁煕東(ヤン・ヒドン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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