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運命のパットは左へ…悔し涙の遼くん 何のための1年だったのか

第2ラウンド、通算4オーバーで予選落ちが濃厚となり、涙ぐむ石川遼
第2ラウンド、通算4オーバーで予選落ちが濃厚となり、涙ぐむ石川遼
Photo By 共同

 【マスターズ】強い西日を背に受け、石川が運命のパットを放った。5メートルを残した最終18番のパーパット。「入れば通過、外せば駄目だと分かっていた。絶対に決めようと思った」。わずかなスライスラインは読み切ったが、ボールは無念にもカップの左にそれた。結果を悟った18歳は唇をかみしめた。

 後半に入り、ボギーが続いた。マスターズのために費やした1年間の努力への信頼が揺らいだ。傾斜の強いグリーンを怖がり、パットはすべてショート。「自分のゴルフを信じ切れず、その場その場の対応になってしまった」。14番、16番とボギーをたたいて予選通過圏内から転がり落ち、18番のティーショットでは、最も強い信念を持って練習してきたドライバーを、左に大きく曲げてしまった。

 テレビのインタビューの最中に涙がこぼれ出た。それでも、決勝ラウンドへの距離は、昨年の5打差から、あと1打まで縮まった。「もう少しで予選通過できるという手応えは感じた」と必死に前を向いた。

 戦いは続く。15日には賞金王として臨む国内ツアーが開幕する。「あしたからまた考え直し、自分のゴルフをしたい」。涙をぬぐいながら、次を見据えた。 (共同)

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