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ポーランド大統領機が墜落、生存者なし

  • 2010年04月10日 18:24 発信地:ワルシャワ/ポーランド
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ポーランドのレフ・カチンスキ(Lech Kaczynski)大統領(2008年3月25日撮影)。(c)AFP/ATTILA KISBENEDEK

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【4月10日 AFP】(一部更新、写真追加)ポーランドのレフ・カチンスキ(Lech Kaczynski)大統領夫妻を乗せた航空機が10日、ロシア西部スモレンスク(Smolensk)で墜落した。生存者はいないという。スモレンスク州知事のSergei Antufiev氏が発表した。

 州知事によると、スモレンスク郊外の空港に向けて着陸準備に入ったところで、木の頂上部と接触して墜落し、機体はバラバラになったという。

 ロシアのテレビでは墜落現場からの生中継が放映されており、機体の破片が森に散乱し、一部で依然炎上する様子が映し出されている。

 ロシアの通信社によると、航空機には少なくとも80人が乗っていた。一部では、最大で132人が乗っていたとの報道もある。

 Antufiev州知事は、Russia-24テレビに対しスモレンスクから電話で、「木の頂上部と接触して墜落し、バラバラになった。生存者はいない」と語った。

 また、ポーランド政府高官は、カチンスキ大統領が同機に搭乗していたことを確認した。さらに、ロシアのテレビではカチンスキ大統領と大統領夫人がワルシャワ(Warsaw)で同機に乗り込む録画映像が放映された。

 ポーランド外務省のPiotr Pszkowski報道官は、墜落したロシア製旅客機ツポレフ(Tupolev)154機には、大統領のほか、陸軍参謀長、Andrzej Kremer副外相らが搭乗していたと述べた。

 大統領は、70年前に起きた旧ソ連軍によるポーランド兵大量虐殺事件「カチンの森事件」の追悼式典に出席するために現地に向かっていた。(c)AFP
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