2007年6月に策定された「がん対策推進基本計画」では、たばこ対策ががんの予防のための重要な施策として位置づけられています。ここでは、「国民健康・栄養調査」および「国民生活基礎調査」*における国および都道府県別の喫煙状況のデータを提供します。
* 喫煙状況は、「国民健康・栄養調査」においては毎年、「国民生活基礎調査」においては3年に1度調査されています。
男性36.8%、女性9.1%(2008年)。
男性では、1995年以降いずれの年齢階級でも減少傾向。
女性では、1995年以降30歳代および40歳代で増加傾向。20歳代では2005年以降減少が見られる。
グラフの数値については厚生労働省「最新たばこ情報」をご参照ください。
【備考】
喫煙率の定義
1995〜2002年: 『現在喫煙している』と回答した者の割合
2003年以降: 『現在習慣的に喫煙している者(これまで合計100本以上又は6ヶ月以上たばこを吸っている(吸っていた)者のうち、「この1ヶ月間に毎日又はときどきたばこを吸っている」と回答した者)』の割合
喫煙率が高い上位5県は
男性 青森県、北海道、福島県、栃木県、石川県
女性 北海道、東京都、神奈川県、青森県、埼玉県
喫煙率が低い上位5県は
男性 奈良県、島根県、京都府、東京都、沖縄県
女性 島根県、鹿児島県、福井県、鳥取県、長野県
(いずれも2007年)
「2004年度未成年者の喫煙および飲酒行動に関する全国調査」によると、男女とも、2004年の未成年者の喫煙率は2000年と比較して減少した。
詳しくは、厚生労働省の「最新たばこ情報」をご参照ください。