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昨年夏から激しい虐待か 大阪・寝屋川の女児死亡

 大阪府寝屋川市で、岸本瑠奈ちゃん(1)を虐待死させたとして両親が傷害致死容疑で逮捕された事件で、両親による瑠奈ちゃんへの虐待が昨年夏ごろから激しくなった可能性が高いことが10日、捜査関係者への取材で分かった。
 捜査関係者によると、複数の近隣住民が府警に「昨年夏から怒鳴り声や子どもの泣き声がひどくなった」などと証言。瑠奈ちゃんの全身に残る虐待の痕跡とみられる傷には古いものも多かった。
 昨年8月には、母親の美杏容疑者(27)が自宅を訪れた保健師に、後から電話で「虐待」という言葉を出しながら「疑っているのか」と強く抗議。府警捜査1課は、瑠奈ちゃんへの行為が虐待に当たると認識していた可能性もあるとみている。
 また、父親の憲容疑者(26)は逮捕前、瑠奈ちゃん以外の3人の姉妹についても「しつけでたたいた」と説明。しかし、3人に目立った外傷はなく、捜査1課は瑠奈ちゃんのみが激しい虐待を受けた理由も調べる。


2010年04月10日土曜日

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