岩手県水沢市（現：奥州市水沢区）の路上で、とあるカップルらしい２人の乗った、楕円に木のようなマークのついた紺色っぽい車とすれ違ったのだが、この 中にいたドライバーの女が、どうもこっちを見てあざけ笑っているように見えて仕方なかった。はじめは勘違いかと思ってよく見ると、もう１人の男が、 こっちを見ながら走り去って行ったと記憶している。
もしや、知り合いだろうか。同級生に似ているし。でももし間違いなく人を馬鹿にしているなら、やはり許せない。
そう思いながら、一応本人たちにそれとなく聞いてみようと、その車を追いかけてみた。最初はやんわりと質問すれば、返答いかんで相手の気持ちをはっきりさせることができるから。
駅前の十字路で赤信号で止まったところでようやく追いつき、知り合いかもとしばらく中の２人の顔などをうかがっていると、男が窓から顔を出して、
「なんだこら、ああん？」
という感じの（言ったままではないが、大体そういう感じで）言葉を吐き、恫喝してきやがった。
俺はそれを確認して、「やっぱり間違いない。この２人は自分を馬鹿にして楽しんでいたんだ。そしてそれに不快を表そうものなら、脅してねじ伏せようという魂胆だったんだ！」と確信した。
その場はその態度に危険を感じ、いったんは引いたが、やはりどうしても我慢できなかった。
「俺は決して誰にもねじ伏せられる存在じゃない！ 恫喝されて一生我慢しなきゃならないなんて許せない！ そんなために生まれてきたのではないはずだ！」
俺は抗議もできず、証拠もとれないため現実に確証を出せず、誰にも相談すらできぬまま、ただただあの恫喝によって感じた、自分を否定されたような屈辱に我慢ならない思いを抱えてうつうつとしていた。思い出すたび、はらわたは煮えくり返って仕方がない。
それからしばらくして、駅前で男には再会したが、やはり態度はならず者のような態度に変わりはなかった。
「俺を覚えてっか？ああん？」
というようなセリフだったと記憶している。あんな誠意のない態度で、もはや俺の勘違いと言えるだろうか。いいや、これまでの実体験から、本人は俺の予想にまったくかすりもしないような考えではないはずだ！
俺は何とかして打ち勝ちたい！ 結局本人たちには本音を聞き出せなかったものの、本人たちが、願わくば精神的犯罪に詳しい人たちの前でボロを出してくれさえすれば・・・
確証を出せないため、ないがしろにされ、あるいはこっちが悪いように攻められる恐れも考えられて怖くて何もできず、それでもどうしても信じられず、今でも毎日思い出しては、煮えくり返るはらわたを何とか押さえ続けるつらい日々だ。
もしや、知り合いだろうか。同級生に似ているし。でももし間違いなく人を馬鹿にしているなら、やはり許せない。
そう思いながら、一応本人たちにそれとなく聞いてみようと、その車を追いかけてみた。最初はやんわりと質問すれば、返答いかんで相手の気持ちをはっきりさせることができるから。
駅前の十字路で赤信号で止まったところでようやく追いつき、知り合いかもとしばらく中の２人の顔などをうかがっていると、男が窓から顔を出して、
「なんだこら、ああん？」
という感じの（言ったままではないが、大体そういう感じで）言葉を吐き、恫喝してきやがった。
俺はそれを確認して、「やっぱり間違いない。この２人は自分を馬鹿にして楽しんでいたんだ。そしてそれに不快を表そうものなら、脅してねじ伏せようという魂胆だったんだ！」と確信した。
その場はその態度に危険を感じ、いったんは引いたが、やはりどうしても我慢できなかった。
「俺は決して誰にもねじ伏せられる存在じゃない！ 恫喝されて一生我慢しなきゃならないなんて許せない！ そんなために生まれてきたのではないはずだ！」
俺は抗議もできず、証拠もとれないため現実に確証を出せず、誰にも相談すらできぬまま、ただただあの恫喝によって感じた、自分を否定されたような屈辱に我慢ならない思いを抱えてうつうつとしていた。思い出すたび、はらわたは煮えくり返って仕方がない。
それからしばらくして、駅前で男には再会したが、やはり態度はならず者のような態度に変わりはなかった。
「俺を覚えてっか？ああん？」
というようなセリフだったと記憶している。あんな誠意のない態度で、もはや俺の勘違いと言えるだろうか。いいや、これまでの実体験から、本人は俺の予想にまったくかすりもしないような考えではないはずだ！
俺は何とかして打ち勝ちたい！ 結局本人たちには本音を聞き出せなかったものの、本人たちが、願わくば精神的犯罪に詳しい人たちの前でボロを出してくれさえすれば・・・
確証を出せないため、ないがしろにされ、あるいはこっちが悪いように攻められる恐れも考えられて怖くて何もできず、それでもどうしても信じられず、今でも毎日思い出しては、煮えくり返るはらわたを何とか押さえ続けるつらい日々だ。