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最終更新:2010年4月9日(金) 23時52分

競艇場の両腕、女性会社員と判明


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 9日朝に福岡市の競艇場で見つかった人の両腕は、すでに遺体の一部が見つかっている女性会社員のものであることがわかりました。

 9日午前9時ごろ、福岡市中央区の「福岡競艇」のレース場で、清掃作業中の職員が、切断された人の両腕を発見し、警察に通報しました。

 両腕は、ビニール袋に入れられた状態で、海とレース場を仕切る遮へい壁の近くで見つかりました。

 「ビニール袋みたいなものの中から人間の手首みたいなものが見えた」(競艇場の職員)

 警察の司法解剖では、両腕は女性のものと推定され、死後1〜2か月が経過していました。

 指紋からこの遺体は先月15日、西区の能古島で胴体の一部が発見された会社員、諸賀礼子さん(32)であることが判明しました。

 諸賀さんの胴体が発見された能古島から福岡競艇場まで直線距離にしておよそ8キロ。諸賀さんの自宅までは、およそ3キロです。なぜ、体の一部がこれだけ離れた場所で見つかったのでしょうか。

 博多湾の潮流に詳しい、愛媛大学の磯辺篤彦教授に聞きました。

 「博多湾の東側はそれほど強い海流があるわけではない。湾内に遺棄されたものが湾内で 見つかったというのが自然。(遺体は)東側の海をうろうろして、風によって一部は能古島に着き、一部は(競艇場に)着いたというのは不自然な話ではない」(愛媛大学・磯辺篤彦 教授)

 磯辺教授は、9日朝発見された両腕と諸賀さんの胴体が湾内の同じところから遺棄された可能性があるとの見方を示しました。(09日22:34)



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