カトリックニュースA 聖金曜日 カトリック箕面教会 そして教皇様の苦しみ
聖金曜日
この日クリスチャンは断食、お肉を食べない日
現代の日常生活ではなかなか、完全な断食までは難しいので
お肉などを避けて、おうどんなどの軽い食事にしたりします。
この日はご受難と死を思う日。
受難と死を再現し キリストの受難と死の意義と復活への
希望をもとに十字架を賛美する日です。
和田神父様、後藤神父様とクウ神父様の司式で行われました。
主の死を思うため、黙とうの意味もこめて
オルガンも音はほとんど鳴らさず、静かにミサが行われます。
ヨーロッパでは、黒いフードつきの服で行列し、みな
涙を流し祈るという地域もあるそうです。
ご受難の朗読は
ヨハネによる主イエス・キリストの受難
神父様がイエスキリストの言葉
そして朗読者は ピラトや門番の女中や下役などの担当や
あらすじを読まれる方にわかれて 会衆とともに
実際に行われた ピラトと民衆とイエズス様のやりとりの再現。
民衆の「殺せ!殺せ、十字架につけろ」というセリフを
教会の信徒が全員で声をあわせて朗読するのですが
いつも、私はこのセリフを言おうとしても
胸がつまって言えなくて・・・・・・涙
ぜひ、クリスチャンではない人、以前公開された
パッションという映画を見ていただきたいなと思います。
http://www.wlpm.or.jp/passion/
アカデミー賞を席巻した「ブレイブハート」の監督、俳優メル・ギブソン。彼が12年もの構想歳月を費やし、約30億円という私財を投じて完成させた渾身の衝撃作。
「パッション」とは、キリストの「受難」。
おそらく、世界中で最も有名なキリストの最後、イバラの冠をかぶらされ、重い十字架の横木を背負い、ゴルゴダの丘で両手両足を釘打ちされた十字架刑の事実を、ここまで忠実に映画化したものはないだろう。想像を絶する痛み、苦しみの後の奇跡の復活――。
その凄惨さゆえに全米ではR指定となり、ローマ法王をも巻き込んでの論争に発展、公開前にもかかわらず、世界中のメディアが連日報道。
脚本はすべてラテン語、アラム語で書かれ、衣装、食習慣から、俳優の瞳の色、顔つきまで変えるほど徹底してリアリティにこだわった。敬虔なカトリック信者でも知られるメル・ギブソンが、監督第3作目にして自らのパッション(情熱)の全てをフィルムに焼きつけた本作は、キリストの人生、死、復活の意味を、圧倒的な映像の力で語りかけてくるにちがいない。
どうか、目を背けないでほしい。 すべては、その受難の後に始まるもの――。
キリスト教会やカトリックに対して、懐疑的であったり反感を
持つ方もいらっしゃると思います。
私は、カトリックの奇跡というのは、実は小さな地域でおきた
この2000年前の受難という歴史的事実が、
全世界に永遠に語り継がれ 20億人の人間が信仰し、
この聖週間に同時に祈っていること
20億人の心を2000年以上たった今も、
動かす存在、この事実が、神秘であり奇跡であると思います。
今日、テレビの番組で人間の日常的に持つエネルギーは
一人の人間で、電球を一つ輝かせるほどのもので
800万人の人間のエネルギーは実は、原子力発電所のエネルギーに
等しいということを言っていました。
では20億人が、この復活祭、聖週間に一つの思いを持ち
祈るエネルギーというものは、それだけでもすごいこと。
地球に呼応し、環境を変えるぐらいのエネルギーだと思います。
祈り・聖霊というのは、科学的にたとえるものではないけれど、
うまく言えないけれど大きなエネルギーのようなものではないかと
思います。
人々の罪のための主の死や 大切なものを命をかけて守り
死んでいった殉教者、聖ジャンヌダルクの死を思い・・・
私は、日本のため、そして身近な病気に苦しむ方のため
世界中で苦しむ人たちのため祈りました。
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現在、アイルランドやドイツでおきた
カトリックの神父による、性的虐待のニュースが全世界を
揺るがしこのような報道がなされていました。
欧州各国で聖職者による児童への性的虐待が次々と明らかになり、ローマ法王ベネディクト16世は20日、アイルランドで起きた事件の被害者に対して謝罪し、正式な調査を指示する教書を公表した。
法王は、被害者をはじめ、アイルランドの信者や聖職者などにあてた教書で、「心から申し訳なく思う。遺憾の意と深い反省を率直に表したい」などと謝罪した。
また朝日は、
【ローマ=南島信也】米国や欧州で相次ぎ表面化したカトリック聖職者による少年への性的虐待をめぐる問題が、ローマ法王ベネディクト16世に飛び火した。法王自身が就任前、性的虐待をした神父の処分を見送っていたという疑惑を米紙が報じたからだ。バチカンは否定に躍起だが、19日に就任5年を迎える法王は苦しい立場に置かれている。
とバチカンもベネディクト教皇様を批判する記事があいついでいる。
現在、イギリスなどで、教皇様に対し辞任を求めるデモが
おきているのだが、私はとても不可解に思う。
何故ならば、オーストラリア・アイルランド・ドイツ・アメリカなど
ヨーロッパやアメリカなどでおきた神父の虐待事件であるが
このうちアメリカの事件などは20年も前におき、ベネディクト教皇
様が教皇様ではなかった時代のこと。
ベネディクト教皇様は知らされてもいなかった事件。
この復活祭前に一挙に 世界中の同様の事件を
ひっぱりだし、それぞれの神父に対してではなく、バチカン
ベネディクト教皇様への批判につなげるという事態は
何か異常な策略を思わせる。
ベネディクト教皇様は、とても保守的であり
共産主義も社会主義を批判、中絶の問題にも深い懸念を抱かれる方
イギリスに住んでおられる私の友人 島國野郎さんによると
イギリスのデモについて、「司教座であるウエストミンスターカテドラルにデモの集団が来たようです。日本のマスコミは報じてませんが、げいやウーマンリブ等の人権団体の連中で、自分たちの常日頃の主張がカトリック教会の教義では排斥されているので、ここぞとばかりに揚げ足取りに必死という感じです。」
また、この件に関して、日本の新聞社が嘘の報道をしていると。
なんとなく、嫌な予感がします。
イギリスでは、ゲイやウーマンリブなどの人権団体ですが
日本では、現在、人権団体と言えば、共産党や社民などが絡む
共産主義、社会主義イデオロギーの団体、また北朝鮮賛美の団体
である・・・
共産主義を悪魔だと否定する保守のベネディクト教皇に対し
日本のカトリックの 反日カトリック正義と平和協議会も
反バチカン・反ベネディクト教皇的存在であり
共産党や朝鮮総連・民団・従軍慰安婦とい嘘に熱心な
バウネットなどの女性団体などとの癒着ぶりは 目にあまる。
バチカン忠誠派の私自身が、カトリック正義と平和協議会に抗議し続けているのも実は、反バチカンであり、反教皇様であるその正義と平和に対しての抗議である。
ちょうど昨年、日本では、カトリックの神父様にセクハラの嫌疑が
かけられ、朝日が報道、
その報道や逮捕には、実は「カトリック正義と平和協議会」が
関わり、正義と平和協議会側がまだ セクハラかどうかも
不明な段階で、マスコミに発表し、神父様を聖職停止処分にする
という事件がありました。
その神父様は、嫌疑不十分で不起訴となり疑いは晴れたのですが
いまだに介護施設に幽閉され、聖職に復帰させてもらえない状況。
実は、この神父様は、聖トマス大学(英知大学)の学長をなさって
おられた方で、授業を受けた生徒たちにも愛されていた方、
この方が学長ではなくなってから、聖トマス大学は神学部を壊し
カトリック正義と平和協議会・シナピスが牛耳り、
多文化共生学部などを作り、結果的につぶれたのだ。
セクハラの疑いが晴れてからも、いまだに信徒へその訂正や
謝罪のメッセージは 正義と平和協議会からは見られず
代表の松浦吾朗補佐司教は、各地で セクハラがあったかのような
ことを信徒に広めるという 異常なことをし、
外部人権団体や人権弁護士と癒着した セクハラ相談室や
セクハラ講座などをひらいているという始末。
この事件を思うと
今回、ヨーロッパやアメリカでおきた性的虐待事件の神父と
いうのは、中には本当にそういう事件をおこした神父も
いるのだろうが、
もしかすると、反バチカン・反教皇の団体や組織により、
魔女狩りならぬ、神父狩り・・教皇やバチカンに従う保守的な
神父にセクハラ疑惑をかけて糾弾するという・・・
こういうことが今後、より起こりうるのではないかと・・・
マスコミの報道は現在、疑ってかかるべきとおつるは思うのです。
この聖週間、復活祭に全世界の 心ある信徒、神父様は
教皇様のお苦しみを思い、祈りました。
まさに教皇様にとって 受難の日々であるのです。
日本でおきた セクハラの罪なすりつけ事件について
●カトリックの名誉のために 〜セクハラ事件について〜 2/8
http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/703/
●続・カトリックの名誉のために 〜セクハラ事件について〜 2/11
http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/705/
●和田幹男神父様の 3月のことば 「悲しいニュース」2/22
http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/713/
●速報!!不起訴 釈放!!カトリック 井上神父様
http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/719/
●速報! 事件について 松浦補佐司教の教区へのメッセージ発表
http://blog.zaq.ne.jp/otsuru/article/719/
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2010-04-05 01:37
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それから、9月には女王陛下のお招きで教皇様が訪英される予定でしたが、国民世論によっては中止を検討せざるを得ないということがどこかの社説に出てました(それを書いた記者が中止させたいんでしょって)。
トラックバック2回してしまいました。
一つ削除してください。
映画 ”パッション”は映画館にて見ました その後DVDを購入し数回見ました。映画のワンシーンで、新約聖書に書かれている通りに表現されている、主が十字架を担げず倒れいるところへ、ある女性が水と、新しい麻布を”主”へ差し出すシーンが自分は一番印象深く感銘を受けるシーンです。
当時、現教皇様は教理聖省の長官でした。
もし、取り扱いが悪かったというなら
聖職者聖省の問題です。
日本で言えば、法務省に言うべきことを
文部省に文句を言っているようなもの。
これっていちゃもんです。
恥ずかしげもなく、こんな記事を書いちゃって。
アメリカのマスコミはユダヤ人の影響が強く
ピオ10世会の司教がホロコースト否定等をして
後に、発言を撤回しましたが
その怨念でいちゃもんをつけ、
日本のマスコミは親中国ですから
こちらもバチカンの権威を否定したいわけです。
日本で天皇批判をすると反発を買うけど
カトリックの権威なら貶めようが嘲笑しようが
お構いなしと思っているんでしょうね。
特に仲よしこよしのシナピスの思惑とも一致するので。
パッション、私は、イエズス様も、マリア様もなんて悲しいのだ!と思いました。最後、復活祭されるイエズス様をみたときは、とりはだ出るぐらい、嬉しかった。法王様も、大阪の神父様も、サンピエールさんもみんなも十字架をせおい、旧約聖書からまた、始まる。私は、みなさんのおかげで元気にいます。代母はいつも、私には、お手紙をかえしてくださる方々、お話をする方々も、みな、イエズス様なのです。感謝しましょうと、今日、お昼に話しました。でも、むねいたい。サンピエールさんに、ちえは、何もしていない。あのパッションの時に、イエズス様が十字架をもてないときに、そこにいた男の人がかわりにせおったあの場面。ちえも、かわりたい。私は、ずるい人間。でも、なんとか、のりきります。差別のひびもあかるく
よく言って人権を隠れ蓑にした利害団体、実のところは
おつるさんのおっしゃるように社会・共産主義思想に染まりきった
連中の集まりでしかないわけですからね。
彼らは本当に苦しんでいる弱者に目を向けないあるいは、その弱者を
いいように利用して自分達の主義主張を通させようとする悪魔といっても
過言ではないのではないかと思います。
ご存知のように私は非信徒ですが、カトリックの伝統と権威が汚され、
貶められることに対しては非常に不快感を感じてなりません。
残念な事に、日本人プロテスタント牧師の多くは、カトリックの人々が差し伸べている握手の手を、叩き払いのけるような態度を続けています。しかしこれは主イエス様の御心に反する、愛否定カトリック差別の行為です。
>>反バチカン・反教皇の団体や組織により、魔女狩りならぬ、神父狩り・・教皇やバチカンに従う保守的な神父にセクハラ疑惑をかけて糾弾する
カトリックの日本のプロテスタント同様、サタンを受け容れてしまっているならば、とても残念です。
日本におけるカトリック内にある反バチカン・反教皇ベネディクト16世、そして共産主義とその亜種に毒された異端の神学を駆逐しなければなりません。
まずは外キ協との絶縁だぁ〜!
★島國野郎さん、これからもブログ楽しみにしています
★北の旅人様 あのシーンは私も覚えています。
パッションは見ると 胸が痛くなります
★tonton さん
やっぱりマスコミは 異常ですよね
同意です
★ちえさん
ちえさんはやっぱり優しい人
私もお祈りいたします。
★黒くまさん
ありがとう、私も人権や平和という言葉に昔は騙されて
本当の真実が見えないでいました。
一種の催眠療法的な言葉かもしれない。
★仁愛奉献 さま
プロテスタントは相当 ひどいですね
でも カトリックの内部の反日組織 正義と平和も
同じです。 真実の信仰ではないです
★Rick さん
お嬢様と奥様 おめでとうございます
幸せな復活祭ですね
これからも ともに戦いましょう