福岡市中央区の福岡競艇場内の海中で9日見つかった人の両腕は、福岡県警の指紋照合の結果、遺体の一部が見つかっていた同市博多区堅粕(かたかす)、会社員、諸賀(もろが)礼子さん(32)の腕と分かった。県警によると、両腕は黒いポリ袋に入れられ、口は結ばれていた。肩付近から鋭利な刃物で切断されたとみられる。
福岡競艇場は諸賀さんの遺体の一部が見つかった同市西区の能古島から東に約8キロ。競艇場内と海を隔てる壁の内側を漂流しているのを職員が見つけた。【島田信幸】
毎日新聞 2010年4月9日 21時40分(最終更新 4月9日 23時29分)