ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 山梨 > 記事です。

山梨

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

上野原市立病院:移転・建設計画 学校医不在問題 謝罪と反省求め要求書 /山梨

 ◇医師会、市長と会合

 上野原市立病院の移転、建設計画を巡り、江口英雄市長と地元の上野原医師会(渡部一雄会長)が対立し、市立幼稚園と小中学校の学校医が不在となっている問題で、江口市長と渡部会長が7日夜、同市内で会合を開いた。渡部会長によると、江口市長は「自分に責任がある」などと陳謝した。一方、江口市長は「医師会と協議中で今のところコメントは差し控えたい」としている。

 同医師会によると、会合は江口市長が開催を持ち掛け、両氏のほか、大神田光司教育長、川原哲夫前医師会長が出席。江口市長は新年度から学校医不在が続く責任を認めたが、学校医委嘱を同医師会に対し要請することはしなかったという。

 同医師会は(1)新病院の設計業者を県外出身者が多数を占める選定委員会で決めることへの抗議文書を無視し、業者を決定した(2)江口市長は「学校医の確保は心配ない」などと集会やビラ配布で市民に繰り返し訴えたが、新年度から学校医不在を招いた--ことなどを挙げて江口市長に謝罪と反省を求める要求書を同日、提出した。

 市立16校は新学期に予定する児童、生徒らの健康診断の日程が決められず、学校運営に支障が出ている。渡部会長は「江口市長が要求書にきちんと対応すれば学校医の委嘱を受け入れる」と話している。【福沢光一】

毎日新聞 2010年4月9日 地方版

PR情報

山梨 アーカイブ一覧

 
郷土料理百選
地域体験イベント検索

おすすめ情報

注目ブランド