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【社説】恥ずべきショートトラック談合

2010年04月09日11時52分 / 提供:朝鮮日報

朝鮮日報
 大韓体育会は8日、バンクーバー冬季五輪2冠王の李政洙(イ・ジョンス)が今年3月、世界選手権の個人戦に出場しなかったのは、代表チームのコーチが出場を辞退するよう強い圧力をかけたためだったと発表した。体育会は昨年4月にも、バンクーバー冬季五輪と世界選手権の出場を決める選考大会で、李政洙をはじめ一部の選手、コーチが5人の代表選手枠に含まれるよう事前に合意し、実際に代表に選ばれた。ショートトラック界で出場枠の不正な振り分けや八百長が横行している実態が初めて明るみになった形だ。

 今回の騒動は、先月24日にショートトラック元韓国代表の安賢洙(アン・ヒョンス)の父親が、「李政洙が世界選手権の個人戦に出場しなかったのは、けがのためではなく、ほかの特定選手を出場させるための外部による圧力が理由だ」と暴露したことがきっかけとなった。大韓スケート競技連盟は、李政洙が「足首の痛みで出場見送りを決めた」と記した自筆の理由書を公開して事態の収拾に努めたが、安賢洙の父親は「理由書はねつ造だ」と反論した。結局、先月29日に文化体育観光部の指示により、大韓体育会はスケート連盟に対する監査に乗り出した。

 チョン・ジェモク韓国代表コーチは、「選手が自ら出場を辞退すると言った。理由書については、書き方が分からないというので文案を教えた」と釈明した。しかし、李政洙は「チョンコーチの強圧的な指示で言われるがままに理由書を書いた」と証言した。これについて体育会は、李政洙がコーチの指示を拒否できなかったのは、昨年4月の「談合」で「国際大会には皆が出場し、皆がメダルを取ろう」と合意したためだとみている。

 ショートトラックは20年前から五輪をはじめとする国際大会でメダルを取り続け、韓国を代表する氷上スポーツとして名高い。ショートトラック界も「ウィンタースポーツの国技」を自称し、国民も大きな期待を寄せ、声援を送ってきた。そんなショートトラックの代表選手が選考大会で八百長を申し合わせ、国際大会でのメダルを分け合っていたとは何とも恥ずべきことだ。恥ずかしい大人が恥ずかしい若者を生んでしまったということだ。

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ショートトラック  韓国  八百長    24  

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