MLB:ヤ軍・朴賛浩が今季初白星

3回無失点の好投

 ヤンキースの朴賛浩(パク・チャンホ)が今季初白星を挙げた。

 朴賛浩は8日(韓国時間)、敵地フェンウェイ・パークで行われたレッドソックス戦に1-1の同点で迎えた7回から登板し、9回までの3回を1安打無失点と好投した。朴賛浩は、ヤンキースが10回表にグランダーソンの本塁打などで2点を挙げ、3-1で勝利したため、勝利投手となった。朴賛浩が白星を挙げたのは、フィリーズ所属だった昨年6月15日のレッドソックス戦以来、約10カ月ぶりだ。これで通算勝利数は121勝となり、野茂英雄が保持するアジア人選手最多勝記録の123勝に2と迫った。

 朴賛浩のこの日の白星は、単純な1勝以上の価値がある。5日の開幕戦では2点差リードを守り切れなかったため、もし8日にもリリーフに失敗したなら、必勝リリーフ要員をはく奪されるおそれがあった。今回の好投である程度ベンチの信頼を取り戻したが、大飛球を何度も飛ばされるなど、球威のコントロールに課題を残した。

 一方、インディアンスの秋信守(チュ・シンス)は、敵地でのホワイトソックス戦で3打数2安打、2盗塁をマークした。試合はインディアンスが5-3で勝利した。秋信守は4-3でリードした9回表に内野安打を放った後、二盗、三盗を決め、次打者の内野ゴロでホームを踏み、得点を挙げた。

姜鎬哲(カン・ホチョル)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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