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福岡 海中で発見の両腕は女性か

4月9日 19時15分

9日午前、福岡市の競艇場の施設内の海の中で、女性のものとみられる両腕が見つかり、警察は、死体遺棄事件として身元の確認を急いでいます。両腕は、肩のあたりから鋭利な刃物で切断されていて、死後1〜2か月たっているということです。

9日午前9時ごろ、福岡市中央区にある福岡競艇場の施設内の海の中で、黒い袋に入った人の両腕が見つかりました。警察によりますと、腕は女性のものとみられ、肩のあたりから鋭利な刃物で切断されていて、死後1〜2か月たっているということです。福岡市では先月15日、博多湾にある島の海岸で、福岡市の会社員、諸賀礼子さん(32)の遺体の一部が見つかっていて、警察は、殺害されて遺棄されたとみて捜査しています。9日朝、人の両腕が見つかった競艇場の施設は博多湾とつながっていて、警察は、DNA鑑定を行って関連についても調べています。競艇場の関係者は「レース前に船に乗っていた職員が、袋から手首のようなものが出ているのを見つけたと報告してきた。袋は海と競技場を隔てる壁のあたりにひっかかっていた。きのうのレースが終わった夕方からけさまでの間に海から流れ込んできたのではないかと思う」と話していました。