小林旭、テイチク移籍第1弾で昭和を歌う
デビュー55周年を迎える俳優小林旭(71)が8日、都内で3年ぶりの新曲「遠き昭和の…」(21日発売)の公開録音を行った。同曲は、テイチクレコード移籍第1弾。テイチクといえば故石原裕次郎さん(享年52)が所属したレコード会社で、日活で映画黄金期を支えた2人が時を経て、再び同じ場に名を連ねた。
新曲は<歌詞>あの人 この人 あの顔 この顔… やんちゃ時代の 仲間たち…遠き 昭和の まぶしい時代、と小林の人生そのものをほうふつさせる。「一番エネルギッシュな時代を、旭に託して歌にしてくれたと思う。確かに、裕次郎や勝(新太郎)、(萬屋)錦之介たちの顔が目の前に現れてくるよ」と話した。
裕次郎さんとは、日活の看板スターとして映画界をけん引してきた。同じ1956年(昭31)に映画デビューし、歌でも数々のヒット曲を出し続けた。盟友であり、ライバルでもあった。昨年、その裕次郎さんの二十三回忌が営まれた。「(裕次郎が)心になくなることはない」という小林は、テイチク移籍が決まると、今も社長室に大切に置かれている「裕次郎マイク」を見た。裕次郎さんが58年から23年間、レコーディングの時にのみ使用した外国製のマイク。購入価格約40万円は、58年当時のサラリーマンの年収に匹敵したという。「やっぱり特別な人だったと感じる。おれも日活で始まってテイチクで終わると思うと感慨深いものがあるね」としみじみ話す小林自身は、55周年を年男で迎える。「今、やつ(裕次郎)が生きていたら、どんな顔をするかな」と笑った。【笹森文彦】
[2010年4月9日8時21分 紙面から]
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