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嵐“日本の顔”観光立国ナビゲーター

 人気男性5人グループの嵐が、国土交通省・観光庁から「観光立国ナビゲーター」に任命され8日、都内で就任会見を行った。ボランティアで大役を引き受けたメンバーは早速、外国語でスピーチするなどやる気満々。過去に台湾や韓国などでコンサートを開催しており、海外にも多くのファンがいる嵐だけに、国が認めた“日本の顔”としての活躍に期待がかかる。

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 ノリに乗っている国民的アイドルグループが、国から“日本の顔”のお墨付きを得た。外国人の訪日観光客の誘致を目的に、国土交通省・観光庁が今回初めて設けた「観光立国ナビゲーター」。栄えある初代ナビゲーターとして、嵐に白羽の矢が立った。

 会見にはメンバーを代表して櫻井翔(28)、相葉雅紀(27)、松本潤(26)が出席し、3人それぞれが外国語で就任スピーチ。櫻井は英語、相葉は中国語で完ぺきなあいさつを披露した。

 だが、3人目の松潤は韓国語で「アニョハセヨ!!」と話し出したものの、途中でど忘れ。カンニングペーパーを見ながら何とか最後まで乗り切り、「昨日から練習して、一番大事なときに飛びました…今度はもっと練習しておきます」と苦笑いを浮かべた。

 嵐は06年に台湾・台北と韓国・ソウル、08年には再び台北、ソウルと中国・上海で公演しており、“日本代表”としての実績はばっちり。現地でも抜群の知名度を誇り、主に東アジアをターゲットに旅行客を増やしたい観光庁の思惑と一致した。同席した観光庁の溝畑宏長官も「嵐のみなさんには若さとパワーでアジアの人を魅了してほしい」と期待を寄せた。

 相葉は慣れ親しんだ母国語でも「たくさんの外国の方に、日本の素晴らしい文化、伝統に触れていただけるよう猛アピールしたい」と決意表明。今後はまず、韓国、中国、台湾、香港で放送されるテレビCMに“日本の嵐”として登場し、JAPANの魅力を世界へと伝える。






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