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高速無線LAN機器の選び方は?「ネット環境を光回線にしました。無線LAN機器は何がいいでしょう」 通信速度が25Mbps超の場合、「IEEE802.11n」対応機器を導入しましょう。一般的な無線LAN規格は、利用帯域により2.4GHz帯と5GHz帯に分けられる。11nはどちらでも利用でき、通信速度(理論値)も従来の5倍以上速い
通信速度を計測できる「speed.rbbtoday.com」。Bフレッツを利用した筆者の事務所では、有線LAN利用時の通信速度が60Mbpsを超える
ノートパソコンの内蔵無線LANを使い11gで接続すると、通信速度は20Mbps台へと下がった。無線LANの性能がネックになり、実力以下の通信速度でしか利用できない
有線LAN、11n、11gのそれぞれで通信速度を5回ずつ計測して平均値を算出した。11n利用時は、有線LANとほぼ同じ通信速度が出ている
11b/g/n対応のお勧め製品は、バッファローの「WZR−HP−G301NH」。出力を高めたハイパワー11n機種だ。実売価格は単体で1万2800円前後
11a/b/g/n対応のお勧め製品は、NECアクセステクニカの「Aterm WR8700N」。11a/b/g/nを同時利用できる最新機種だ。実売価格は単体で1万3000円前後
インターネットの接続環境は、当初、電話線を利用したADSLが主流でした。しかし最近は、NTT東日本が提供する「フレッツ光」(Bフレッツ)など、光回線(光ファイバー)への切り替えが進んでいます。光回線に変更するメリットは、通信速度が速くなること。 ADSLの最大通信速度(理論値)が47Mbpsだったのに比べ、光回線では100Mbpsから、最高1Gbpsというサービスまであります。実際には、理論値通りの通信速度は出ませんが、それでも30〜70Mbps程度の速度は得られます。 しかし、せっかく高速のインターネット環境に契約しているにもかかわらず、無線LANを利用している場合、スピードを最大限利用できないケースも多いようです。 最も普及しているIEEE802.11g(以下、11g)という無線LAN規格の実際の通信速度は最大で25Mbps程度です。つまり光回線の導入によって30Mbps以上の通信速度を得られても、11gでパソコンを接続するだけで実際に利用できる通信速度は下がってしまうのです。 正式規格となった「IEEE802.11n」規格 インターネットの接続環境が高速化されていく中、利用者が増えているのがIEEE802.11n(11n)という無線LAN規格です。11gの通信速度が最高54Mbpsなのに対し、11nは最大300Mbpsと高速化しています。11nは長らく、ドラフト2.0という正式規格前の段階から、ノートパソコンや無線LAN機器に採用されてきました。2009年9月には正式規格として認定され、11gに取って代わり主力になりつつある無線LAN規格です。 11nは、無線LAN電波に利用する帯域にも特徴があります。これまで無線LANは、2種類の帯域を使い分けてきました。11gや11bが採用している2.4GHz帯。そして11aが利用している5GHz帯です。新しい11nは、二つの帯域で利用できます。2.4GHz帯を使う11nと、5GHz帯を使う11nの2通りに分かれているためです。2.4GHz帯のみ利用できる機器は、「11b/g/n対応」。2.4GHz帯と5GHz帯をどちらも使える機器は、「11a/b/g/n対応」と明記されています。 親機と子機の11n対応に注意 11n対応機器を選ぶときは、親機となる無線LANルーターと子機となるパソコンのどちらも11nに対応する必要があります。注意したいのは、5GHz帯の11nを利用したい場合です。親機が11a/b/g/n対応(2.4GHz帯と5GHz帯に対応)となっていても、子機が11b/g/n対応なら、2.4GHz帯の11nしか利用できません。最近のノートパソコンは、2.4GHz帯のみの11b/g/n対応機種が増えているので注意してください。もし、パソコンが11b/g/n対応の場合、5GHz帯の11nを利用するには、別途11a/b/g/n対応のUSB子機が必要になります。 これからパソコンを購入するなら、将来を見据えて11a/b/g/n対応機を選ぶ方法のも手です。店頭で販売されているモデルが11b/g/n対応でも、パソコンメーカーが直営するネットショップで、無線LAN機能を11a/b/g/nに変更できる場合があります。例えば、「NECのLaVie L」シリーズ(直販サイト上では「LaVie G タイプL」)。店頭モデルの下位機は11b/g/n対応ですが、直販サイトのNECダイレクトでは、無線LAN機能を「11a/b/g/n」に変更できます。 無線LAN規格による通信速度の差は? 最後に、11nを導入する効果をご説明しましょう。NTT東日本のBフレッツ・マンションタイプ(最大100Mbps)を導入した筆者の事務所で通信速度を計測しました。テストには通信速度の計測サイト「speed.rbbtoday.com」を利用。パソコンと無線LAN機器を有線LAN、無線の11gと11nの三つで接続した場合で、それぞれ実際の通信速度を計っています。結果は、無線化によるロスがない有線LANが61.94Mbps。従来の11gでは23.04Mbps。そして注目の11nは、有線LANとほぼ同じ、57.05Mbpsとなりました。 せっかく60Mbps以上でつながっているにもかかわらず、パソコンと無線LAN機器を11gで接続するだけで、約40Mbpsも速度をロスすることになります。ADSL環境では11gでも構わなかった通信速度も、高速の光回線では意外な落とし穴になるのです。 光回線を利用している方は、無線LAN機器と有線LAN利用時で、通信速度に差がないか計測してみるといいでしょう。もし有線LANと無線LANの計測結果に大きな差がある場合は、11n対応の無線LAN機器に買い換えることをお勧めします。(テクニカルライター・原 如宏) (2010年4月5日 読売新聞)
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