
「20世紀最大のミステリー」とまで言われたネッシーですが、最近はほとんどその名前を聞きません。結局、ネッシーの正体って何だったのでしょう?教えて!gooの質問から検証してみました。
■近年、証拠写真の捏造が発覚
ネッシーと言えば誰もが思い浮かべる、湖からクビが出ているあの有名な白黒写真について、こんな回答が寄せられています。
「1994年3月、ウェザレルの義理の息子のクリスチャン・スポーリングが義父がおもちゃの潜水艦を使って撮った写真だったと「サンデーテレグラフ紙」に語りました」(sosdadaさん)
この有名な写真は、巧みなトリミング修正によって実際には小さな被写体を大型生物のように見せているのでは?という説が1960年代ごろから囁かれており、この告白は疑惑を裏付けるものとなりました。「ネッシーの正体?」という質問のsosdadaさんの回答では、トリミング修正が施される前の、被写体が小さいことがはっきりとわかる元画像も見ることができます。
■謎の腐乱死体「ニューネッシー」
また、こんな質問もありました。
「ネッシー?と思われる腐乱死体が見つかったらしいですが生物学に詳しい方何かわかりますか」
「どこのものかよくわかりませんが、ニューネッシーのことでしょうか?」(tuffaさん)
「ニューネッシー」とは、1977年に日本のトロール船「瑞洋丸」がニュージーランド沖の太平洋上で引き上げた謎の腐乱死体のこと。全長約10メートル、重さは1800キログラムに及ぶ巨大生物で、首長竜のような形状だったために「ニューネッシー」と名付けられました(ネス湖で発見されたから「ネッシー」なわけで、ちょっと矛盾のあるネーミングではありますが)。
ニューネッシーは、肉片の分析などから、サメの一種である「ウバザメ」の死体が腐乱してアゴなどの部分が剥がれ落ちたものではないか、という説が有力視されています。しかし「後ろ足があった」などの証言もあることから、未だにその正体ははっきりしていません。
1933年以降、多くの目撃情報や証拠画像などが報告されたネッシーですが、近年では目撃例もめっきり減り、その存在については否定的見解が大勢を占めています。ちょっとロマンのない展開に落胆気味のUMAファンの間では、「ネッシーという種自体が近年、絶滅したのかも」という希望的観測(?)も出ており、新たな目撃証言の出現が待ち望まれているところ。
さて、真相は如何に…?
吉川晶子(Yoshikawa Akiko) →記事一覧
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「最近のグラビアアイドルの共通点、その謎???」
質問者は「若槻千夏、井上和香、夏川純、平山あや…と、最近のグラビアアイドルの特徴として、最近気づいたのですが、法令(鼻から口の脇にかけて伸びるしわ)の近辺に小さなほくろがあるという事実です」といい、「単なる偶然なのでしょうか?」と顔相学や人相学の観点からの意見を求めています。
「一般に口元にほくろがある人は、食べるのに困らない、よく喋る、口が上手い…という特徴があり、成功する人が多いそうです」(noname#20137)
たしかにバラエティ番組への出演には「よく喋る、口が上手い」というスキルが必須ですね。その結果「食べるのに困らない」というのもうなずけます。また、別の質問では
「運の悪いほくろ」
についての質問も。「眉尻の上にあるほくろと、目尻にあるほくろが、男運や金運に関係しているらしく、これを取らないと、後々良い人生が送れない的なことを言われました」という質問者に対し、
「眉尻にあるほくろというのは、眉尻は兄弟縁を表しますので、兄弟、親戚に難があるという意味です。目じりは、有名ですが、涙ぼくろといって、男に泣かされると言う意味です」(tinycat19さん)
という回答が寄せられています。
■ほくろの色で意味が正反対になることもある
人相判断においてほくろは、黒くて濃い「生きほくろ」と、茶色くて薄い「死にほくろ」に分けられます。生きほくろは幸運を呼ぶものとされ、死にほくろは不運を呼ぶ者とされます(が、努力によって好転することも可能)。つまり、ほくろのある場所と色で判断するわけですね。同じ場所にほくろがあっても、それが「生きほくろ」か「死にほくろ」かで、幸運・不運が真逆になることもあります。
ほくろがある場所の意味については、膨大にあるので、すべてご紹介することはできませんが、とりあえず気になる恋愛運については「唇」を見ればわかります。上唇にほくろがある人は「恋愛に積極的で、自分から動く肉食系」、下唇にある人は「恋愛事は基本的に受け身で、草食系」。
…気になる人の唇を、さりげなくチェックしてみてはいかがでしょうか。
吉川晶子(Yoshikawa Akiko) →記事一覧
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「都市伝説で一番恐いものは何でしたか?」
回答者の皆さんはそれぞれに、自身が一番怖かった都市伝説を挙げていきます。
「詳しくないのですが、海外(中国?)への旅行者が洋服を試着するために試着室に入りそのまま行方不明になりその後、手足を切断され発見されるというもの(見世物小屋で)」(noname#67989)
「蜘蛛(くも)が寝ている間に耳に入って巣を作り卵を産む話。耳の中で卵がかえって…というような話でしたが」(marumarimaさん)
「『紫の鏡』という言葉を20歳までに忘れないと、不幸になったり、亡くなったりするという話がありました。」(happyasuさん)
どの話もすでにトップクラスの恐ろしさですが、異彩を放っていたのがこの回答。
「鮫島事件」(t6jsunwさん)
それ以上の説明はなく、ただ「鮫島事件」とだけ回答されています。どんな事件なのでしょう?
■「鮫島事件」から知る、都市伝説の魅力
調べてみると、この事件は「日本ネット史に残るような、空前絶後のネット犯罪事件」といわれ、「口にしただけで消されるというほどのタブー」であるとされています。とにかくものすごい事件であることは確かなようですが、調べても調べても、具体的に何があったのかはわかりません…。
それもそのはず。実は、この「鮫島事件」、実体が存在しない架空の事件なのです。
発端は、匿名掲示板2ちゃんねるに立てられた2001年に立てられた「伝説の『鮫島スレ』について語ろう」というスレッド。「鮫島事件」という名称と「聞いたこともないような怖い話」であるという情報、また「柏駅」「立命館」などの実在する固有名詞がさまざまなユーザーの書き込みによって断片的に追加されていき、「何かすごい事件があり、それが隠蔽(いんぺい)されているらしい」というリアリティあるイメージが形成されていきました。
おそらく発端となった人物の自作自演のジョークに、複数のユーザーが面白がって便乗し、この架空の事件を共同で構築していったのだろう、といわれています。ただし、この事件が存在しないということが証明されたわけではなく、「架空である」という情報こそが陰謀だとする説もいまだにあり、「鮫島事件」は都市伝説として生き続けています。
都市伝説の最大の魅力は、ありえないような恐ろしい話の中に含まれる「微妙なリアリティ」。「鮫島事件」には実体がないだけに、矛盾や嘘っぽさもなく、「微妙なリアリティ」が損なわれることがありません。その点で「鮫島事件」は「一番怖い都市伝説」の1位候補にふさわしい都市伝説であると言えるかもしれませんね。
吉川晶子(Yoshikawa Akiko) →記事一覧
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