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提訴:障害者枠採用の女性「職場いじめで退社」賠償求め

 障害者雇用促進法の採用枠で大手機械メーカー「クボタ」(大阪市浪速区)に勤めていた仙台市の30代女性が7日までに、上司に「給料泥棒」とののしられるなどのいじめを受け退社に追い込まれたとして、同社に2200万円の賠償を求めて仙台地裁に提訴した。

 女性は歩行障害で身体障害3級に認定されている。95年4月入社で東北支社(仙台市)に勤務したが、08年10月ごろ、うつ病と診断され09年12月に退社。今も通院している。

 訴状によると在職中に職場で、同僚や上司から無視され、ごみ箱に靴を捨てられるなどのいじめを受けた。女性側は「うつ病になり、自殺を考えるほど精神的に追い込まれた」と主張している。クボタは「裁判で誠実に対応していきたい」としている。【須藤唯哉】

毎日新聞 2010年4月8日 東京朝刊

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