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シンポジウム:被害者の視点で安全安心な出産--渋谷で10日 /東京

 安全で安心できる出産について医療事故の被害者らの視点で考えようと、市民団体「陣痛促進剤による被害を考える会」(出元明美代表)は10日、渋谷区神南1の「T’s渋谷アジアビル」でシンポジウムを開催する。

 小児脳性まひの子どもが生まれた場合、分娩(ぶんべん)機関が過失の有無に関係なく金銭補償をする「産科医療補償制度」が昨年1月に始まり、今年1月からは事故再発防止のための原因分析も行われている。一方、産科医療の事故はこれまで被害者らが事故防止のためいろいろ指摘をしてきたにもかかわらず、十分に生かされてこなかった面もあり、出元さんらが今回シンポジウムを企画した。

 シンポジウムでは、産婦人科医で産科医療訴訟に詳しい我妻堯さんや、同制度の原因分析委員会委員で江戸川大社会学部教授の隈本邦彦さんらが講演。このほか、参加者の意見を交えたパネルディスカッションも行う。

 シンポジウムは午後1時15分~午後5時。参加費は資料代込みで1000円。問い合わせは同会(090・7126・4141)。【奥山智己】

〔都内版〕

毎日新聞 2010年4月8日 地方版

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