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亀田父“永久追放”…ライセンス取り消し処分へ
会見するJBCの安河内事務局長(左)と斉藤JBC倫理委員会委員長
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日本ボクシングコミッション(JBC)は7日に都内で倫理委員会を開き、先月27日のWBCフライ級王座統一戦で敗れた亀田興毅(23)の父・史郎氏(44)が裁定を不服として暴言を吐いた問題で、全会一致で史郎氏に一番厳しいライセンス取り消し処分を科す方針を固めた。JBCの安河内剛事務局長が「(懲罰規定で)最も重いライセンス取り消し処分が想定されます」と明言した。13日に再度開くJBC倫理委員会で正式決定する。
過去のライセンス取り消し処分は、97年に殺人罪で起訴された米国籍ボクサーに科された一例のみ。史郎氏は07年10月からセコンドライセンス無期限停止処分中だが、取り消しになればセコンドを含む一切のプロ活動が不可能となり、再交付についても「資格審査委員会はあるが、事実上難しい」(安河内事務局長)ため、ボクシング界から永久追放となる。JBCでは亀田3兄弟の試合に限り史郎氏の会場出入り禁止も検討するという。
また、監督責任が問われた亀田ジムの五十嵐会長に対しても、オーナー、プロモーター両ライセンスの取り消し処分が科される見通し。安河内事務局長は「もうJBCではコントロールできない存在になる」と話した。
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