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車中泊セミナー 参加者募集のお知らせ
2009 - 08/17 [Mon] - 16:40
ゆえに、今声高々に正論を振りかざしたところで、「なんでさっきまで良かったことが、今からはあかんねん!」とかえって人は態度を硬化させる気がします。だからと言って、「昔からあかんかってん!」と逃げれば、それなら「責任管理不行やんけ!」と切り替えされ、誰かが減俸されるか職を失うことになるだけです。
だいたい今は、そんなややこしい話など全く知らない「新人さん」が、毎日毎日、車中泊デビューをしていくのですから、このタイミングで、そんなことを言っても始まらないと思います。
ゆえに… 抜本的な解決策というのは、マナーとかいうレベルではなく、もっとダイナミックな戦略とともに考え出さなくてはならないし、その時には道の駅そのもののあり方まで遡って議論しなければならないと思うのです。今はその過渡期… これ以上事態が悪化するのを防ぐとともに、ユーザーのニーズや車中泊のスタイルの変化、行き先をしっかりと把握すべき時なのでは。
それからグランドデザイン、つまりこの国の車中泊をどうしていくのかというビジョンを描き、具体策に落としていくのが本筋だと僕は考えます。
僕はリアゲートの下でなら多少はテーブルを広げて食事をしたり、隣の人と談笑したりすることことくらいは許されると、本にも書いています。もちろん、道の駅のどこにもそんなことはOKとは書かれておらず、正論に照らし合わせれば、勝手な解釈で本当は許されないことかも知れません。
しかし、僕は10年来その行為を通じて、本当に多くのPキャンパーさんと出会い、様々なことを学び、また楽しい時間を過ごしてきました。威張ったりしないけれど、車中泊を何度も何度も重ねたご年配からも、励まされこそ叱られることもなかったし、今でも年賀状での交流をしています。もちろん出会った皆さんは誰もが悪人というふうでもなく、今年の九州や北海道から東北では、そんな人達に支えられ、疲労困憊にも関わらず最後まで取材を続けることができました。
周囲から喧しいと怒鳴られることもなく…
より長く、末永くこの国の人々が車中泊を楽しむためには、道の駅はきっと不可欠なる存在であり続けると思います。そして道の駅が抱える現在と理想のギャップというのは、車中泊をよく知る人にしかわからないはず。ならばそういう人間が音頭をとって、人を動かし社会に働きかけなければ、良い方向に物事は進まない。
僕が今回開催する車中泊セミナーには、背景にそういう想いが込められています。
ほんとにそうなってもいいのかな…
真実とは違う方向に水が流れる前に、僕は抑止力というものが必要であると考えています。
告知しておりました車中泊セミナーの内容とスケジュールが決まりましたので、ご案内をいたします。
道の駅での車中泊については、どこかでえらく話題になっているようですが、僕の考えは以下の通り…
道の駅は、その性格上、今は車中泊を禁止も肯定もできにくいポジショニングにあるのが現実です。仮眠と本眠の違い、休憩という行為の解釈、さらにはトラックのアイドリング黙認などなど、車中泊ユーザーから逆切れされれば返事のできない問題点を抱えたまま、唐突に「道の駅での車中泊は公認されていない」なんて言い出したところで、誰が「はい、そうですか」となるのでしょう? 少なくともジョークのうまい大阪人は、「あっそう、オレ仮眠してまんねん」と、軽くいなしてしまうに違いありません(笑)。
ゆえに、今声高々に正論を振りかざしたところで、「なんでさっきまで良かったことが、今からはあかんねん!」とかえって人は態度を硬化させる気がします。だからと言って、「昔からあかんかってん!」と逃げれば、それなら「責任管理不行やんけ!」と切り替えされ、誰かが減俸されるか職を失うことになるだけです。
だいたい今は、そんなややこしい話など全く知らない「新人さん」が、毎日毎日、車中泊デビューをしていくのですから、このタイミングで、そんなことを言っても始まらないと思います。
もちろん、誰もがこのままで良いとは思っていないでしょう。でもここまでに至った最大の原因は、「これまでは少数だったから大目に見て来れたけど、こう増えてくればほっとくわけにはいきませんな」ということにあるはず。つまり道の駅を最初に作った時は、まさかユーザーがこういう使い方をしてくるとは思わなかった、そしてまさかこんなに車中泊客が増えるとは思わなかったのでしょう。
ゆえに… 抜本的な解決策というのは、マナーとかいうレベルではなく、もっとダイナミックな戦略とともに考え出さなくてはならないし、その時には道の駅そのもののあり方まで遡って議論しなければならないと思うのです。今はその過渡期… これ以上事態が悪化するのを防ぐとともに、ユーザーのニーズや車中泊のスタイルの変化、行き先をしっかりと把握すべき時なのでは。
それからグランドデザイン、つまりこの国の車中泊をどうしていくのかというビジョンを描き、具体策に落としていくのが本筋だと僕は考えます。
もう1つ、ついでに。
僕はリアゲートの下でなら多少はテーブルを広げて食事をしたり、隣の人と談笑したりすることことくらいは許されると、本にも書いています。もちろん、道の駅のどこにもそんなことはOKとは書かれておらず、正論に照らし合わせれば、勝手な解釈で本当は許されないことかも知れません。
しかし、僕は10年来その行為を通じて、本当に多くのPキャンパーさんと出会い、様々なことを学び、また楽しい時間を過ごしてきました。威張ったりしないけれど、車中泊を何度も何度も重ねたご年配からも、励まされこそ叱られることもなかったし、今でも年賀状での交流をしています。もちろん出会った皆さんは誰もが悪人というふうでもなく、今年の九州や北海道から東北では、そんな人達に支えられ、疲労困憊にも関わらず最後まで取材を続けることができました。
道の駅から追い出されることもなく、
周囲から喧しいと怒鳴られることもなく…
カーネルで読者からの質問にお答えになられている武内先生も、この件に関しては少し余韻を残した書き方をされていますが、道の駅には、ある意味「駆け込み寺」的な要素も必要でしょう。Pキャンパーに限っていえば、全く垣根もクソもない道の駅のパーキングに、「長屋的」良さを感じて集まってくる人もいると思います。熊姉さん、鳴門の坂東さん、福島の箱バン母さん…、僕らが勝手に名前をつけた一人旅のPキャンパーにとってみれば、もしかするとそういう環境の方が安心できるのかも知れません。一人旅をされている人の中には、相方に先立たれた悲しみを胸に秘めた、人恋しくて話がしたいお年寄りだっているんです。であるなら、それが合法的にできるよう、道の駅の一部を正式なPキャン場に改良することはできないのでしょうか…
最後に。
より長く、末永くこの国の人々が車中泊を楽しむためには、道の駅はきっと不可欠なる存在であり続けると思います。そして道の駅が抱える現在と理想のギャップというのは、車中泊をよく知る人にしかわからないはず。ならばそういう人間が音頭をとって、人を動かし社会に働きかけなければ、良い方向に物事は進まない。
僕が今回開催する車中泊セミナーには、背景にそういう想いが込められています。
マスコミが車中泊に注目する今は、「安くてお手軽」という考えが安易に広がる危険性を秘めています。
ほんとにそうなってもいいのかな…
真実とは違う方向に水が流れる前に、僕は抑止力というものが必要であると考えています。
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ごみは捨て放題、トイレは汚し放題、駐車場は占領
このままでは、車泊禁止の処が増えると思います