HEADLINES
ページ更新時間:2010年4月7日(水) 08時53分
米大統領、中国など9か国首脳と会談へ
 |
動画をご覧いただくには、最新のWindows Media Playerが必要です。上のボタンをクリックして、サイトの案内にしたがってインストールしてください。 |
アメリカ・ホワイトハウスは、来週、ワシントンで行われる核安全保障サミットの際に、オバマ大統領が中国の胡錦濤国家主席など9か国の首脳と2国間会談を行うと発表しました。
ホワイトハウスのギブズ報道官は6日、来週12、13日の両日にワシントンで開かれる初の核安全保障サミットに47か国から代表が参加すると発表するとともに、これを機にオバマ大統領がドイツや中国、ロシアなど9か国の首脳と2国間会談を行うと明らかにしました。
核サミットには日本から鳩山総理が出席する予定で、鳩山総理は、オバマ大統領との日米首脳会談を望んでいますが、ギブズ報道官が言及した9か国の中に日本の名前はありませんでした。一方、中国の胡錦濤主席との首脳会談では、中国の為替政策についても取り上げることを示唆しました。
「大統領がすでに述べたように、オバマ政権としては中国の通貨価値がより市場によって決められるよう引き続き中国に迫ります」(ギブズ報道官)
アメリカ政府は、中国を刺激しないよう今月に予定していた「為替操作国」の認定を先送りしましたが、アメリカ国内では、依然人民元切り上げを求める声が強く、今回の首脳会談が今年に入って以来、ギクシャクする米中関係の修復につながるかどうかは不透明です。(07日08:11)