どうも初めまして、昨日の夢と言います。このssは、まじしゃんず・あかでみぃの世界にオリ主を入れた感じのssです。最強物です。まじしゃn(ryの世界観を壊されたくないという方は引きかえったほうがいいかもしれません。オリ設定があります。まz(ryって何?という方は原作を読まないと分からないことが多いかも知れません。分からないところがあるかもしれません。ちなみにオリ主は原作知識が皆無という設定です。長くなりましたが自分自身全くの素人なので誤字脱字が多々あると思いますが宜しくお願いします。あといろいろ考えて書き直しましました。
ただ真っ白ろな空間があった。そこには1人の青年がいた。いや、正確には1人の青年だったものがそこには存在していた。青年はある日突然の不幸な事故で死んだ。本来ならそこで魂だけの存在となり記憶の一切を失い次なる器へと転生するはずだった。だが青年だったものはなぜか記憶を失うことなく次の器へと転生した。しかし所詮前世ともいえる記憶は新たな器の人格によって徐々に消滅する運命にある――――――はずだった。新たな器の人格は自分の中にある何かに興味を抱いた。そしてゆっくりと、まるで壊れ物を扱うかのように青年の記憶を自分の中に取り込んでいった。そして全てを取り込んだとき、青年だったものは意思を取り戻し1つの新たな人格になった。器には二つの人格が存在することになった。新たな器はまだ幼ない人間の女の子だった。――そして物語は始まりの鐘を告げる。
ある少女がベッドの中で母親と一緒に眠っていた。少女は毎日自分の中にあるなにかを感じていた。自分が知らない事や人が夢に出てくるのだ。そのためか少女の精神は同年代の者達よりも成長が早かった。両親はそんな少女を天才だともてはやしたが少女がそのことを嫌い年相応に振舞うといつしかそんなことは全く言ってこなくなった。少女は近頃自分の中に新しい何かができていくような感覚を感じていた。少女はその感覚を好ましく思っていた。少女には友達と言える存在がいなかった。少女の精神年齢が高いため同年代の子供がやっていることがどうしてももばかばかしく思えてしまう、そのため少女は友達などという存在をつくる気などさらさらおきなかったのだ。だが自分の中に出来つつあるものが自分にとって大切な存在になる気がすると少女は感じていた。そんなことを考えつつ少女は今日も眠りについたのであった。何かを見て男の子が不思議に思っている。男の子が転んで泣いている。男性が友達と楽しく話している。少女は同じような夢を毎日見た。だがあるところまで進むと必ず急に目が覚める。それゆえに少女はその先がいつも気になっていた。そしていつも目が覚めるところまで来た。ああ、そろそろ目が覚めると少女は考えていた。しかしどうゆうわけか今日は目が覚めない。そして場面は変わる。背中に激痛を感じる。叫び声が聞こえる。後ろを向こうとするが振り返れない。背中が痛い。体が動かない。唐突に狂ったような笑い声が聞こえる。瞼が重い。意識が消える。ふと暖かなものを感じる。声が聞こえた。――――――契約を思い出せ、我との契約をそして少女の意識は闇に沈んでいった。――???side――俺は気がつくとひたすら白い空間に居た。たしか俺は、死んだはずじゃなかったけ。そんな考えに俺は溜息をついた。ばかばかしい、ならば今ここに居る俺はなんなのかと。そこで俺はあることに気がついた。体が無い。確かに感覚はあるが体が無い。どうゆうことだ?なぜ体が無い?なぜ体が無いのに感覚がある?もしかして俺は本当に死んだのでは?だとしたらここはあの世か?俺はわけがわからなくなりただひたすら考えていると。「やっと見つけた」不意に声が聞こえ俺は考えるのやめた。声が聞こえたほうにはまだ幼い四、五歳くらいの少女がいた。「誰だ?」「わたし?わたしはせつな。櫛枝刹那」「そうか、刹那か」「そう。あなたは?」「おれか?おれはな……」言いかけてやめる。名前がなぜか思い出せない。「? どうしたの?」少女いや、せつなは心配そうに声をかけてくる。「いや、なに、名前を思い出せないだけだよ」俺はせつなを心配させまいと無理やり笑顔を作る。「そう、やっぱり」「やっぱり?どういうことだ?」俺は少し声を低めてせつなに問う。「何故ならわたしが見たあなたの記憶にはあなたの経験したことはありはしたがあなたの名前は何故か聞こえなかった」「俺の記憶を見た?」「だってあなたはわたし。今まで分からなかったけど此処に来てようやくわかった」「お前が俺?」「そう、まぁ正確にはあなたがわたしの前世でわたしがあなたの来世って事らしい」「俺がお前の前世って事はやっぱり…」「そう、あなたは死んだ。そしてわたしになった」そうか、やっぱり俺は死んだのか。でもどうして死んだかは思い出せないな。まぁ思い出したいとは思わないけど。「ん?じゃあ俺は何でここに居るんだ?」「それはよくわからない」せつなは少し困った顔をしながら答えた。「今更だけどお前かなり子供っぽくないな」「あなたの記憶を生まれた時から見てたら自然とこうなってた」さいですか。「そういえばお前さっき此処にきたらようやくわかったって言っていたがどういうことだ?」「そのままの意味。この場所であなたを見たときあなたはわたしの前世だということを唐突に理解した」「でも俺はさっぱりだぞ?」「それはたぶんあなたがわたしのことを知らないから?わたしはあなたのことをあなたの記憶を見て大体あなたのことを理解していた」確かに俺はせつなのことを全く知らない。でもなぜに疑問系…。「わたしに触れてみて」俺は言われるままにせつなに触れる。手は無いけどね!俺の手がせつなに触れたとたん頭の中に記憶がなだれ込んできた。うれしかったこと。悲しかったこと。いろいろなものが俺の中にはいってきた。そして全てが俺の中にはいった。「そうか…、俺のせいでずいぶんと苦労をかけたな」俺は自分のせいでこの自分ともいえる少女に迷惑をかけていたと思うと申し訳ない気持ちになった。「そんなことはない」「え?」「わたしはあなたがわたしの中に居たことを心の底から嬉しく思う」せつながそういうと俺の胸の奥が暖かい気持ちでいっぱいになっていた。この気持ちはせつなの気持ちだ。たぶん心がつながっているからだろうか、なんとなくわかる。「そうか、そういってくれるだけで俺は本当に嬉しいよ」俺は嬉しくなって笑いながら言った。「わたしも…」「ん?」「わたしも本当に嬉しい」「わかってるよ、なんせ心がつながっているんだから」「そう」そう言うとせつなは少し顔を赤くしながら顔を伏せた。「でもよく考えたら名前が無いと不便だな~」「そう?」「そうそう。あ、じゃあ俺のことはセツナって呼んで」「? でもわたしもせつな」「で、俺はお前のことはせっちゃんって呼ぶ!」「せっちゃん///」「そう、せっちゃん」俺がそう言うとせつn…あ、いや、せっちゃんは「…せっちゃん…せっちゃん…いいかもしれない……」となにやら言っている。まる聞こえだがあえて無視した。「わかった、せっちゃんでいい。これからよろしく」「おう!」ぴきっ「ん?」「え?」なにやらいやな音が聞こえたと思ったとたん――――パリーン!世界は音を立てて割れた。――――――――――――――せっちゃんside――ガバッわたしは勢いよく起き上がった。「ん~?どうしたの?せつな」今ので母が起きたようだがこの際無視だ。それ以上にわたしは今まで見ていたのがただの夢ではないのかと急激に不安に思った。さっきまで感じていた安心感が今は全くといっていいほどない。さっき初めてあったというのにわたしは彼が居ないことがたまらなく怖かった。<せっちゃ~ん>急に頭の中に声がひびく。わたしの声なのにわたしじゃないような声。もしかして…<俺俺、いや、でも女だし…よし!……私私!セツナ。聞こえますか~>声が聞こえる。ただそれだけでわたしはとても嬉しかった。彼が居ることでわたしの中のすきまがうまった気がする。ふと涙が目からこぼれる。「!? どうしたの刹那!あなた~!大変よ~!刹那が~!!」「なんだってー!!?」なにやら両親が騒いでいるがわたしは無視をする。<お、おい。大丈夫か?>彼がなにやら少し慌てている。それだけでわたしは少し嬉しくなる。<大丈夫、目にごみが入っただけ><そ、そうか。ならいいけど>彼はホッと息を吐いたようだ。本当はあなたがいるとわかったから安心して涙がでたなんて恥ずかしくて絶対に言えない。わたしはあなたがわたしとずっと傍に居てくれることをただひたすらに空に願った。「あなた~!刹那が少し微笑んでる~!!」「何ー!!カメラで撮って永久保存しなければー!!」うるさい。<(せっちゃんの両親って親バカなんだね(汗))>おまけ<(でも契約ってなんだろう?)><? セツナ、どうかした?><いや、なんでもないよ><そう、ならいい><(ん~、まぁいいか)>私はこのことを後でおもいっきり後悔することになる。あとがきこんにちは~。一応主人公はセツナです。せっちゃんはもう一人の主人公って感じです。主にこの二人でこの物語は進みます。皆さんが不愉快にならないよう気をつけていこうと思います。次回は原作キャラがでますよ!たぶん…。