4月6日(火)、宝塚大劇場月組公演 ミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL』で初舞台を踏む、宝塚歌劇団第96期生によるラインダンスの稽古披露が行われました。
初舞台生38名はメドレー曲(栄光の日々〜スカーレット・ピンパーネル〜ひとかけらの勇気)にのって、本番さながらの熱気あふれるラインダンスを見せ、これまでの稽古の成果を披露しました。
小池修一郎(潤色・演出)
「『THE SCARLET PIMPERNEL』で、皆が一丸となって頑張っていく、嵐の海も舟を出して向かって行き乗り越えていくという場面があります。ちょうど彼女たちの門出とすごく合うのではないかと、“統一感”のある振付をイメージしました。衣装のデザインは、作品の時代が18世紀ですので、18世紀の女性のドレスをイメージしたものです。かわいらしくエレガントな魅力が出るのではないかと思っております」
御織ゆみ乃(振付)
「今回の振付のポイントとしては銀橋でもラインダンスをいたします。“ひとかけらの勇気”という事で、これからどんな困難にぶつかっても、それに向かって勇気をもって突き進んでいくというメッセージが皆様に伝わればと思っています」
また稽古披露後には初舞台生を代表して、夢華 あみ(ゆめか あみ)、和希 そら(かずき そら)、空波 輝(そらなみ こう)、優波 慧(ゆうなみ けい)がインタビューに答えました。
(左から)夢華 あみ、和希 そら、空波 輝、優波 慧
夢華 あみ
「1ヶ月間稽古を頑張ってきて、稽古中は辛い事もたくさんありましたが、皆さまにお披露目という形でお見せできる段階までこられたことがとても幸せです。初日まであと少しですが、頑張りたいと思います」
和希 そら
「とても緊張しましたが、一人ひとりが元気いっぱいに最高の笑顔で最後まで踊りきることが出来てとても良かったと思います」
空波 輝
「本日初めて皆さまの前で踊らせていただき、とても緊張しましたが、皆さま方が温かく見守ってくださったことと最後に拍手で迎えられことがとても嬉しく感動で胸がいっぱいになりました」
優波 慧
「本日までたくさんの困難を乗り越えながら、同期と汗も涙も流しながら稽古してきて、本日はとても緊張しましたが終わった後には拍手をいただけて嬉しかったです」
※初舞台生口上日程は
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