名古屋市南区の住宅密集地で6棟全半焼 バーベキューの炭が原因か けが人なし
5日未明、愛知・名古屋市で住宅など6棟が全半焼する火事があった。けが人はいなかった。
懸命の消火活動が続く中、激しく燃え上がる炎。
5日午前0時すぎ、名古屋市南区の住宅密集地で火の手が上がった。
建物の間隔は、わずか数十cmしかなく、火は瞬く間に燃え広がった。
消防は「危ないので移動してください。全部移動!」と話した。
隣の住人は「3〜4回爆発音みたいなのが聞こえたので」と話した。
火は、住宅や倉庫などあわせて6棟に燃え移り、そのうち3棟が全焼した。
そして、およそ4時間半後に消し止められた。
けが人はいなかったが、住民らおよそ20人が避難し、周囲は騒然となった。
現場の目の前には満開の桜があり、4日夜、火元とみられる住宅では、近所の人が集まって、花火バーベキューが行われていたという。
燃えた家の住民は「バーベキューはしてました」と話した。
花見バーベキューの参加者は「花見をきれいだということで、毎年やってるんです。(火を使ってました?)バーベキューだから」と話した。
また、燃えた家の住民は「(バーベキューの炭から燃えた?)それはちょっとわからないです。(バーベキューの炭はちゃんと水で?)...」と語った。
消防は、バーベキューの炭が火災の原因とみて、調べを進めている。
(04/05 18:52 東海テレビ)