普天間の県外移設求め座り込み 議員会館前で沖縄県民ら米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設を求め、沖縄県で反戦、反基地活動をしている読谷村議の知花昌一さん(61)や彫刻家の金城実さん(71)らが6日、国会近くで座り込みを始めた。9日までの4日間、午前から夕方まで座り込む予定。 25日に読谷村で開かれる県民大会を前に「非暴力で鳩山由紀夫首相に県内移設を断念させる」として知花さんらが呼び掛け人となり、本土在住の賛同者も合わせて約150人が集合。知花さんは「政府は沖縄の声を真摯に受け止めてほしい」とあいさつした。 知花さんらは座り込み前、鳩山首相あての請願書を提出。内閣府職員が門の外で対応しようとしたため抗議し、室内に場所を移す一幕もあった。 6日昼すぎからは、移設先として政府が米側に示した沖縄本島東岸の勝連半島沖埋め立て案に反対する集会が、衆院議員会館内で開かれた。 【共同通信】
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