三条総合病院 産婦人科医長 永田 寛 先生
|
今年の四月に新潟大学から赴任された永田先生にお話をうかがいました。
|
  |
埼玉です。高校は男子高で、映画のウオーターボーイズで一躍有名になった学校です。まだそんなに有名になっていない頃で、プールで練習している水泳部を見て何やってんだろうと思っていました |
  |
大学の時にオーケストラをやっていました。子供の頃から父の影響でバイオリンを習っていまして、数年前に車より高価なバイオリンを手に入れましたが最近は多忙であまり弾いていませんね。運動系では、中学、高校と体操部だったんですよ。じゃあバック転をやってみろと言われても今はもう怖くてできませんがね。 |
  |
父が産婦人科医だったことに影響されました。かわいい子供の顔がたくさん見れてよかったです。 |
  |
更年期学会・新生児学会・癌学会に所属しています。しいて言えば骨粗しょう症と脂質代謝でしょうか。
外来には、ほてりや冷えまたは抑うつ状態で受診される患者さんが多いのですが、閉経期を迎えると卵巣の働きが衰えて、エストロゲンの分泌が減ることによるものでいわゆる更年期障害と言われていますね。
しかし、さらに注意すべきは骨粗しょう症と高脂血症なんです。女性は骨代謝や脂質代謝で卵巣からのホルモン(エストロゲン)が大きく関与しています。エストロゲンの分泌が衰える更年期の頃から急激に骨密度が低くなって、コレステロールの値が上昇していくんです。骨密度検診や血液検査は定期的に受けるようにしましょう。
|
  |
怒りを表現するのは苦手ですね。口げんかをすると、すぐ負けてしまいます。
三条総合病院での抱負をお聞かせください
お産は何のないのがあたりまえと思われがちですが、実は危険がつきものです。事故のない満足度の上がるお産が目標ですね。優秀なスタッフが一人一人に付き添う、安心で安全なお産のできる病院を目指しています。 |
|
(聞き手/笠原) |
|
 |