日々修行

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障害者団体郵便割引制度

2009-04-17 20:02:58 | Weblog
ここのところ新聞テレビを賑わしている話題に,障害者団体が定期刊行物を郵送する場合,送料の割引が受けられることを利用して,ダイレクトメールを大量に送付したと言うことがあります。
利用された障害者団体も,利用した者からのキックバックがあったようですから何方もどっちなのですが,障害者を利用する者がいる。障害者を利用してもうける者がいると言うことでは,冤罪・浦安事件と同じ構図があるのではないかと思います。

冤罪・浦安事件では,原告は被害者になることで,父親の仕事量は増え,母親は講演会に呼ばれ,支援団体の代表は,ラジオに呼ばれて話し,主治医と臨床心理士は,原告の要請により浦安市で講演を開き,あげくはテレビ出演までしています。
子ども達の父母は,子どもが自分の夢の通り動物の介護の仕事に就くことは出来ないとはっきり述べているにも関わらず,良き父母を演じて自分たちの利益を得ているのです。
また,民事には参加しませんでしたが,もう一人の子どもの母親は,離婚し,子どもの知的障害を利用して,生活保護費をせしめることに成功したのです。この母親は,元教員が無罪になったら,自分たちは嘘つきのレッテルを貼られると言外に冤罪に気づいていることをほのめかしています。
原告の児玉弁護士は,知的障害者は犯罪に巻き込まれやすいと言っています。その言葉通り,一番信用しなければならない両親によって利用され,精神状態や将来をめちゃくちゃにされているのです。

障害者は,様々な面で優遇されています。優遇されているのだから,その優遇を受けとる権利は当然あります。しかし,何が本当に必要で,どの様にしたら最低限の優遇ですむのかと言うことを考え実行する義務が同時に生じるのですから,権利のみを主張するだけでなく,義務を果たす必要があるのです。

権利だけを主著してきた結果,障害者を利用する者が出てきたと言うことでは,郵便料金割引を利用したことと,冤罪・浦安事件では同じ根っこを持っていると言えそうです。
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